太郎坊の井戸☆京都日帰り?神社紀行 | 神様が呼ぶ方へ☆きくれいの神社紀行

神様が呼ぶ方へ☆きくれいの神社紀行

こんにちは、紀行作家の保志喜久鈴(ほしきくれい)です。居住地の京都を中心に日本全国の神社や神様を勉強しながら参拝記録を
書き綴っています。

※保志喜久玲(きくれい)の神社紀行

 

太郎坊の井戸☆京都日帰り?神社紀行
《お詣りせずに教わる事ってある?~太郎坊の井戸・愛宕神社~》

 

平成29年5月17日(水)
ほぼサラリーマンの当時。
いつもより早く家を出たので、
違うルートを歩いて事務所を目指します。

 

右京区太秦宮ノ前町。
通ったことのない路地をたどると
前方から風がボーっと吹いてきます。
五月晴れの朝にしてはかなり強い風です。

 

なおも進むと『證行寺』の山門。
親鸞像が朝日を浴びてこちらを睥睨してます。
確かに私の父方は浄土真宗だけど、
ココに誘われた感じはしません。

 

とはいえ、とりあえずは一礼。
何か唱えないと、と思い直して
思わず口を衝いて出たのは

 

『ろっこんしょうじょう、
ろっこんしょうじょう・・・』※1

 


しかし風はまだ止みません。
斜め向かいに真新しいマンション。
塀に案内板が掲げてあります。

 

『太郎坊の井戸』

 

塀の裏手に古井戸が格子塀に囲われ
資源ごみ置き場と隣り合っています。

 

太郎坊とは愛宕山に住む大天狗。
天狗信仰の総本山なので“太郎”なんだとか。

 

そもそも天狗とは?

 

“知識ばかり追い求め精神修養を
 怠ったがために天狗道に堕ちた”

 

何だか耳に痛い話です。

 

また、愛宕神社は火伏せの神で有名。
毎年7月31日夜の千日詣に行くと
千日間、火事に遭わないご利益があるとか。

 

さらに『御聖典』
次の記述も鮮明に記憶に残っています。

 

「男は年を取るにつれ
 火のエネルギーが衰える。
 故に水のエネルギーを開発せよ」※2

 

開発すべき方向が真逆な気もしますが

ここまで材料が揃うと何かありそうです。
初めての愛宕さんを心に決めるのでした。

 


↓ご参考:人様のブログですが↓
http://blog.goo.ne.jp/ko…/e/5929ee88d5d8ddf3ee033e91f0d004b3


御聖典『成功している人はなぜ神社に行くのか』参考箇所
※1・139ページ
※2・207ページ


マップ:太郎坊の井戸
https://www.google.co.jp/maps/place/%E5%A4%AA%E9%83%8E%E5%9D%8A%E3%81%AE%E4%BA%95%E6%88%B8/@35.0196485,135.697778,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x60010766aa11d939:0x84b8eeee41256a49!8m2!3d35.0196485!4d135.6999667?hl=ja

 

◇◆◇◆◇

 

※1年後の追記※

FB原稿のブログ化時点(H30.7.24)で
未だに愛宕詣は実現していません。

 

この間、精神疾患を患い事務所を休職するなど
環境が激変している私。

 

“知識ばかり追い求め
 精神修養を怠ったがために”

私も堕ちる所に堕ちたのかも?

 

“天狗道”から還る道筋はただひとつ。
蓄えた知識を誰かに渡してしまう事。
進むべき道を暗示している気もします。

 

とはいえ、
いつ行くんだ?愛宕さん?