沢庵は浅漬けに限る
大根を縦割にして干す。
上部は寒にやられてスカスカしているので、切り落とし、大根おろしにして食べる。
割っているので早く乾く。
1本丸ごと干す「本格的沢庵」は、干し方が難しいし、
干し上がるまで時間がかかるので、
「干している間に、他の用事が立てこんできて、漬けるのを忘れてしまったりする」
この、割り干し大根は、4日も干せば十分だ。
写真を撮るのを忘れて、大幅に工程を省いたが、
しんなりした大根の、6%の塩を用意し、
塩と同じ重さほどの米糠と混ぜる。米糠は軽いので、結構な量になる。
米糠は手に入るだけでいい。
米糠は、軽く炒ると、腐敗しない。(炒りすぎると栄養素が壊れる)
干した大根を重ねながら、糠塩を振っていく。
最後に、カボス果汁を絞り、皮をちぎって一番上に置く。
カボスがない時は、入れなくても良い。自然の酸味が出るまで長く漬ければ良い。
カボスの代わりに、大根の重さの1~2%ぐらいの酢を加えても良い。
重しは、大根の重さの2倍以上。
重しがかさばってふたができない時は、
大きなゴミ袋などでおおい、ほこりが入らないようにする。
3日ぐらいして、水が上がり、
漬け物から、
「軽くしてくれ」
と、呼ぶ声がしたら、
寝床にいても、起きて、重しを軽くする。
水が上がり、重しを軽くしてから、2,3日で食べられる。
浅漬けなので、刻んで、七味をかけてもうまい。(画像は、いただいた八味)
今季、これが2度目の沢庵漬けだ。
あと2回は漬けるつもりだ。
浅漬けの沢庵は、失敗が少なく、
近所におすそ分けしても喜ばれる。