水原一平氏、違法賭博疑惑でドジャース解雇 大谷選手の口座から6億8000万円超送金
2024年3月23日 -ロサンゼルス・ドジャースは、大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平氏が違法賭博に関与した疑いにより解雇されたことを発表しました。
アメリカのスポーツ専門局ESPNによると、水原氏は違法賭博の借金返済のため、大谷選手の銀行口座から少なくとも6億8000万円を送金していた疑いがあります。大谷選手の代理人弁護士は水原氏を「巨額の窃盗を行った」として告発しており、ドジャースは調査の結果、解雇処分を下しました。
水原氏は2019年からドジャースで通訳として勤務し、大谷選手のアメリカでの生活や野球活動を支えてきました。今回の解雇は、大谷選手にとっても大きな打撃となる可能性があります。
捜査状況
アメリカのAP通信によると、アメリカ国税庁(IRS)は水原氏を違法賭博の疑いで捜査しています。ESPNは、水原氏が賭けていたのは野球ではなく、海外サッカーだったと伝えています。
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今後の影響
今回の解雇は、大谷選手だけでなく、ドジャースにとっても大きな影響を与える可能性があります。大谷選手は今シーズン、MVP候補の一人に挙げられており、ドジャースはワールドシリーズ制覇を目指しています。水原氏の解雇がチームの士気に影響を与えるかどうかは、今後の注目点です。
参考記事
“水原氏を違法賭博の疑いで米国税当局が捜査” 米メディア | NHK | 大谷翔平 - NHKニュース: https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240321/k10014397571000.html