人は
痛いトコロを突かれると
過剰な反応を示す・・・
自分でも
薄々気付いとるけど
見んようにしとった
自分の嫌なトコロを突かれると
自身を守るために
猛反論をかましたりしませんか?
もしくは
黙り込んでしまうか。。。
過日、某テレビ番組で
世間様が薬剤師に抱いている
イメージが語られるという一件が
あったようです。
放送局と出演者が
謝罪みたいなニュースを
ネットニュースでチラと目にしたんですが、
その内容は
せっかちな関西人が
イライラする瞬間を語るという番組で、
病院でもらった処方せんを
薬局に持って行ったら
薬局でも
『どうされたんですか?』
『今、ねつあるんですか?』などと聞かれ、
それ(診察)はもう
病院でやってきた・・・
その結果、
処方せんを持ってきとるんじゃけぇ
しんどいし
さっさと薬をもらって帰りたいのに
薬剤師のあれ
全然、要らん時間じゃないか!
と不満を語ったと。
さらに
共演者のみなさんも
薬剤師が話聞いたところで
薬は変わらんのんじゃけぇと
同調していたり、
薬剤師さんに
医者憧れがあるんじゃない?
なんて話も出てたとか。
爆笑 www ♪
あっ、ワタクシ、
一応、薬剤師でありますが、
まさに民意!!
と、感じた訳です。
一応、
言い訳させていただいときますけど、
お医者さんが
なぜその薬を処方したかを
薬剤師は知るよしもありません。
ですから
薬の内容を見て、
お医者さんの意図を
理解しようとした上で
患者さんから
話を聞き出す中で
処方に誤りはないか?
より良い薬はないか?
などと頭を巡らせております。
他にも
他所から薬が出ている時なんかは
飲み合わせは大丈夫か?なんてコトも
探し出して、
問題があれば、
お医者さんに進言させていただいて
薬が変わるコトもあります。
もういっちょ
付け加えるとするならば、
そうするコトは
薬剤師に法的に義務付けられた
使命ではあります。
ですが・・・
一般の方には
そんな風には見えてない♪
えらそうに白衣着て
なにをトロトロやっとんじゃ!
こちとらしんどいのに
早よ薬を渡せぇや!と
思われてる訳です♪ (笑)
で、
この発言に対して
薬剤師を中心に
猛反論が展開されたと。
ほいで
出演者、放送局が
お詫びを入れたと。
これってね・・・
薬剤師さんを中心に
我が身を猛省すべきコトを
教えてもらえた訳です。
世間から
そんな風に思われていたコトを
猛省すべきで、
高い給料もらっといて
ふんぞり返っておいて
一般の方に
理解してもらおうと
してこんかった我が身を
恥じろっ!って話ですよ。
ワタクシゴトで
恐縮ではありますが、
自身で経営するようになって
患者さんの信頼を得るために
いろいろ考えた結果、
ある意味、
医療はサービス業ってコトを
感じました。
目の前の
しんどそうな患者さんに
寄り添うコトが大切なんです。
それが
薬剤師さん達は抜け落ちとる。
医学的は大切なんじゃけど、
患っとるんは人ですからね。
薬のコトだけ考えて
病気のコトだけ考えて
仕事をしよったらダメなんです。
目の前の人を
大切に想うコト。
すり寄るんじゃのぅて、
寄り添う気持ちが欠落しとる
薬剤師のなんと多いコトか・・・
それを
知らしめてくれた今回の一件、
我が身を猛省しつつ、
生かしていかなきゃ。
それと同時に
これからも
バンバン言ぅてください。
渦中におると
なかなか気付けんのんで。
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