フィラデルフィア・バレエ「The Dream」 | Kikuhimeのアメリカ日記

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アメリカ生活を徒然と。

またまた、バレエを見に行ってきました♪

 

今回は「The Dream」と題した演目。シェークスピアの「真夏の夜の夢」を元にした演目です。今回はこれの前に「放蕩息子」もあって、二つの違う演目を見ることが出来ました。

 

お隣の席に小さな女の子が2人。ご両親はその前の席にいらっしゃいました。お子様、たぶん二人ともバレエを習ってるのかな、という感じ。子供には椅子が低くて舞台が見えないので、クッションを借りて座高を上げていました。ちゃんとこういうの用意されているんですね。おとなしく、というか、舞台にとても見入ってました。最初の「放蕩息子」は、まぁ、父親と喧嘩して故郷を出たバカ息子が、放蕩を繰り返し、身を崩し、最後には故郷に戻り、父親も息子を許す、という単純な物語なのですが、私の隣に座っていた女の子、最後の父と息子の和解のシーンを見て、泣いていました。可愛い飛び出すハート 純粋だなぁキューン

 

「The Dream」はパフォーマンスももちろん、舞台や衣装もとても素敵でした。主役のタイターニアを演じた、日本人プリンシパルのYukaちゃん。相変わらずの技術の高さ、美しい踊り、キュートな演技、今回も堪能させていただきましたラブラブ 彼女のパフォーマンスは、驚くほど重さというか、重力を感じさせません。飛び跳ねるので、どうしても着地時には足音がなるのが当たり前。でも彼女は、その足音が本当にびっくりするほど軽いのです。凄いなぁ恋の矢

 

 

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タイターニア役は、原作の「真夏の世の夢」でも重要な役どころではあるけれど、主役になるタイプのキャラクターではないと思っていたのですが、うまいこと主役になっていましたね。しっかりしたプロダクションで、これもまた見ることが出来て良かったです。