ども〜

コミュニティハウス 上三川のいえ 代表 きくあつです。

7月25日(日)10時から14時まで

 

長年有機農家として米と小麦を作り続けている 上野長一さんの田んぼで

仕掛けにかかっている生き物を見たり触ったりして遊び

お昼は長一さんのいろいろ米と有機米のおむすびを食べる

 

そんな時間を過ごします。

 

左側が、いろいろ米、右側が有機米の白米です。

 

当日はお昼に、こちらをガス釜で、炊飯して、塩むすびで食べます。

きくあつ特製味噌の味噌汁も一緒にお楽しみください。

 

そんな長一さんから、お手紙をもらったので

紹介します。

達筆すぎて、読解が難解なところもあるので、全文書き写しますね

こちらが全文です。

 

いつもいつもありがとうございます。

7月も10日ともなれば、夏日のギラギラ太陽が夏休み前の天候でセミの声もうるさくなる時

 今年は、まだ梅雨空が続いております。百姓仕事 稲 麦を作り出し、私の年齢から読むと今年は50作目の稲と麦になるだろうか。

 常に野良仕事を通して 今と昔を対比して季節の移ろいを感じております。

 つくづく季節、天候や生き物たちを見れる。そして 私ももう若くない歳になり ついつい昔はの話が出てきます。特に思い増幅しているのかなと思います。

 

 春仕事は忙しいのですが、周りの環境と常に一体です。

 種まき、田植え、麦刈りと稲と麦作りの百姓は野良仕事の中で比較的に施設の少ない自然任せの天候次第です。そして何かあると直接作物に影響し、収穫量と収入生活に響いて来ました。

 

 特に昔は米麦の高く、米、麦、干ぴょう栽培でこの地域の農は成り立っておりましたが、今やそれらの作物が百姓生活に対して負となり、金なくなり農業情勢は大きな変化です。とともに、農業や百姓を通して身の回り、作物まわり、田畑まわりの生き物達と見て触れて食して感じておりました。

 

 身の回りの河川の生き物を食べることが本当に少なく、いやなくなりました。農薬もある、魚も少なくなる、何もかもいなくなる。この時期、先は魚を食べておりましたね〜。こえ、ふな、なまず、たにし、ざりがに、そして雑魚と言われるオイカワ、カジカ、ドジョウ、カワムシ、タモ、ロコ、ハヤ、うなぎなど思い出します。いずれも子どもが取って来て、食卓に乗っていたものです。

 

 そんなことを魚とりが食卓を連動していたのは、私の年代より上の方々かと思います。私の下の年齢は戦後の豊かさ高度成長に入ったので、自然とともにあることは少なくなりました。

 野良仕事の私 手仕事から機械を使っての仕事が多くんりました。今や自らの足で他の中を歩いて作業するのは草刈りか他の中の除草作業ですが、今やいずれ草対策はすべて除草剤で歩くくらいだろう。全て耕すことも田植えすることも収穫することも機械操作です。

 

 そして今年も生き物との接点が少なくなって来ていることに改めて感じるのです。

 先日の麦刈りの時は、麦畑の上をひばりが空で鳴きつづけたり、麦作の中より雉が飛び出したりケーンケーンと鳴く声 そしてツバメが作業の周りを飛び交う。いずれ、百姓仕事をすることによって虫たちが作物から離れ飛び出す虫たちを食するために近寄る。

 そんな人が動きと連動しておるのです。シロカキでも近くにはサギが機械に引かれないかと近寄る。そして少し離れたところでは、鴨が餌をついばむ。そんな姿少なくなった。ヒバリはこのこと見ないよな。畔でもほとんど薬をかける畔ですからのの花も咲いておらず、ですから蝶も舞ってない。蝶々も好きな植物があれ、その植物で幼虫が、そして、出前授業やら出張授業でここ15年くらい授業の為に河川田んぼにウケ(魚を採るためのカゴで、今は金網で作られておりますが、昔は竹を捕捉して編んでありました)。その受けも年間100本くらいこの時期いけるのですが、魚が取れないよ。特に今年はザリガニが入らない、いつもザリガニがたくさん入り魚を食べてしまって困っていたのですが、取れない。

 

 また、この時期ゴロオミと言って、他の中の除草作業に他の中を歩き回り、ちょうどトンボの羽化に出会う時、アキアカネ、ミオカラトンボ、イトトンボ、ハグロトンボが朝は羽が濡れていて稲穂に止まっておるのですが、今年は会わない。寂しいよ。

 いずれ除草剤殺虫剤、化学肥料が関係している。それを気づかない百姓は何者なのかな。悲しい限り。

 

以上です。

 

書き写していて、私は、なんだか悲しくなってました・・・泣。

長年米作りをされている長一さんが、今感じていること、大切にしていること

自分たちの行動と田んぼやその周辺のいきものがつながっていること

 

楽しく美味しく体感しましょう。

 

7月25日(日)のイベント申し込みは

こちらまで、お願いします