32号機がなんとか完成しました。
2019年はこのロッドの反響感度を思う存分楽しみたいと思います(((o(*゚▽゚*)o)))
何故か33号機の方が早く完成し納品まで済ませてますが(^◇^;)
32号機は、ビルド仲間すぅさん推しのマタギTR60LL AJAX-lightningというブランクを使ったアジングロッド。
とにかく、このブランクは柔らかくて軽い。
チタンが入らないので先端を数㎝カットして、何とかチタンティップを継ぎました。
もちろん、この柔らかさというメリットを殺さないように、チタンは、サバロオリジナルのチタンをさらにミニルーターを用いて、05-1.0㎜の14㎝というオリジナルテーパーにして仕上げました。
そして、今回は、今流行りというか、主流になりつつあるカーボンパイプスルー型ロッド(宵姫天型)を採用。
これについてもすぅさんから推しに推されて、重い腰を上げました(^◇^;)
そしてそしてそして〜、32号機には、反響感度面と軽量化面で強烈なアドバンテージとなる武器を採用しているのです。
それはゲンタマイシンさんオリジナル製作のチタンアーバーを使っているのです٩( ᐛ )و
内径外径、寸分違わぬ、オーダーしたとおりの技術力にはホント圧倒されます∑(゚Д゚)
反響感度がより増幅されるようにカーボンパイプ内にチタンアーバーを配置。
反響感度に拘り、カーボンロービング化したDPSフードとカーボンパイプとの隙間もカーボンロービングを巻き巻きし、エポキシを固めてペーパーで削ってビタビタにしてしまいました。
この32号機、昨年、ネーム入れ前ではありましたが、釣り納めでテスト釣行を済ませ、25㎝の濱鯵を釣り上げてます。
ただ、このときは鯵が全然いなくて反響感度の凄さを感じるまでにはいきませんでした。
私自身、カーボンパイプスルー型ロッドは初めての製作でしたが、完成して、先ず、その印象は、
とにかく軽いということ。
今まで作ってきたロッドは40gくらい。
それがいきなり28gですから。
持ってるっていう感覚がないほど(笑)
次に、感度がキンキンであること。
壁にティップを擦ると音が高く且つ音源が手元から発信しているかのように感じます。
これはやはりカーボンパイプの中で反響増幅されて聞こえるのかなと、そう解釈。
反響増幅をなるべく妨げないようにアルミパーツは極力使わないようにして、EVAも傷防止のためにほんのちょっとしか使わず、それもエポキシで固めてしまいました。
自分の備忘録として32号機のデータを記録しておきます。(これ意外と大事)
【spec】
length 148㎝(4㌳10㌅)
weight 28g
titanium tip 14㎝(0.5-1.0オリジナルテーパー)
【parts】
matagi TR60LL AJAX-lightning
サバロオリジナルチタン
ゲンタマイシン製チタンアーバー
SKDPS用カーボンスペーサー
F_LAB製フードリング
カーボンワッシャー
SKDPS-KN(カーボンロービング)
matagi HTWC-Z 内径15.5 ×2
T2-LFTT3-0.7
T2-KTTG3 ×3
T2-KTTG4
T2-KTTG8
T2-ATTG12
この32号機は、様々な方の協力があって完成に至りました。
『反響感度ヤヴァイから。きっくーさんも絶対作った方がいいよ』って、ビルドのモチベを上げてくれて、さらに色々アドバイスしてくれたすぅさん、反響増幅と軽量化の武器チタンアーバーを作ってくれたゲンタマイシンさん、ホントにカッコイイチェックの製作者F_LABさん、この場を借りてありがとう(^○^)
以上