術後に目が覚めて、小菊の姿を見つけた瞬間、
さすがの私でも「こりゃ明日から会社行けんわ」と感じて
「小菊、私のスマホ使って◯◯さん（私の上司）に連絡して。
病状全部言っていいから」と言いました。
私は普通に話してるつもりだったんだけど
麻酔の影響てろれつがまわっていなかったらしく
小菊いわく「これからどうなるのか怖かった」そう。
術後、私がICUにいるときに
小菊と妹は、主治医と私の状態について話をしてました。
このとき、妹が全て録音していたので
退院してから聞くことができました。
ICUでは、４日間寝たきりでした。
管が何本もつながってて
天井にセンサーがついていて、私が手を動かしただけでも
アラームがなって、看護師さんが様子を見に来てくれる。
倒れた翌日の夕方（だと思う。）、家族でも入れないICUなのに
「７０代くらいのおじいちゃんが、菊さんに会わせろと言って
帰ってくれないけどどうしましょう？
ご家族でもお断りしてるんですよ」と看護師さんが言う。
父（80歳）は入院中。
会長しかおらんわ…😴
「◯◯さんっていう名前のおじいちゃんだったらもう入れて下さい…」
と呆れつつ、私が入室を許可。
案の定、ニコニコして普段着の会長が登場😂。
でも、私の仕事は20日から翌月1日までが、忙しいピーク。
倒れたのが17日の金曜日なので、とんでもない迷惑をかけることは
怖いくらいわかっていたので
まず会長にはそれをお詫びしました。
誰もできない。パスワードも私しか知らない。
会長は「顔色いいし、大丈夫だな
」と言って
看護師さんに、小菊の連絡先を聞いて、2〜3分で帰って行った。
きっと、小菊を通して連絡とれるようにしたんだな。
私はその後、２回嘔吐したり、熱もずっと３７．７度あったけど
不思議と熱は辛くなかった。
ただ、体を動かすたびになるアラーム
不整脈を感知するとなるアラーム
血圧がどーかなるとなるアラーム
ＳＴ？だかなんだか？がどーかなるとなるアラーム
点滴が終わりに近づくとなるアラーム
心電図をつないでる電極部がはずれるとなるアラーム
もうアラームだらけで全然寝られず
原因はアラームだけではないかもしれないけど
ずっと１時間おきぐらいに目が覚めてた。