「腰が痛い。」
「肩が痛い。」
「膝が痛い。」
「頭が痛い。」
「お腹が痛い。」
私のところに訪れる方が開口一番に言う言葉です。
「痛い。と言うから、いや、思うから痛いんです。」
こう言ってやりますが・・・
「四の五の言わずに、なんとかしてくれ。」
と言わんばかりに悲痛な表情で訴えかけてきます。
いや、自分の力ではどうにもならないと、
肉体的・生理的限界よりも、心理的限界を感じて訪れる方は多いです。
ちょっと歩いたり、ものを動かそうとするだけで、
「痛い。」
痛みや苦しみを口にしたり、思っていても状況は一向に好転しない。
寧ろ、悪化するばかりだ。
このことは、すでにわかっていることだろうと思いますが・・・。
「いつまでこの状態は続くのだ?
このまま人生は終わってしまうのか?だめな人間だ。
なさけない・・・。」
音にはなっていませんが、
確かに自分自身がこう言っているように感じる。
そう。これが心の声。つまりもう一人の自分が発している声なのです。
この言葉を聞くたびに、生きていく気力は失われていき、
仕事も、勉強も何もかもやる気が起きない・・・。
元来、人間には痛みを感じた時、心が塞ぎ込んでしまった時、
それを回復できる力が備わっているのですが・・・。
それを信じることができなくなるくらい、
痛み・苦しみとういうのは強烈な感情(記憶)なのです。
こんな時は、このもう一人の自分と対話するのが、極めて有効です。
「本当によくなるだろうか?」という質問系ではなく、
「必ずよくなる。」と断定します。
痛み・苦しみの原因は、意識の中にあるのですから、
それを取り除いてしまえばよいだけなのです。
「痛い。」「辛い。」と口に出したり、思うということは、
「痛い。辛い。まんまでいようね。」
と、自分自身に言い聞かせているのと同じこと。
苦しみから逃れる。
快感を求める。
人はこのどちらかの欲求で生きています。
どちらかと言うと、
苦しみから逃れたいという欲求の方が強いようです。
でも、その苦しみから逃れようとするあまり、
苦しみ・痛みばかりに意識が向き、
余計に苦しんでしまう傾向があるんです。
まずは、どんなに痛くても、どんなに辛くても
それらの感情(記憶)を頭の中から、
無作意に消失させる必要があります。
消し去ることに抵抗を感じる場合は、
一旦どこかに棚上げしておこうとしてください。
そして、空っぽになった頭の中に、
今の逆境とは全く別の感情(記憶)を定着させるのです。
ある種、自分自身に対する陽動作戦です。
すると、もう一人の自分がこう言っているのが聞こえてきます。
「大丈夫だ。もうすぐよくなる。未来は明るい。」
・・・と、すると、事態はどんどんよくなり始めます。
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今日という日はあなたにとって
どんな一日になるのでしょうか?
どんな一日でも
一日の終わりには
笑顔で終われるといいですね
今日も一日お疲れ様でした・・・と
この気持ちを忘れては無になる・・・ありがとうの心を
最後まで読んでいただきありがとうごございました。