操り人形のように?

無一文になったためホームレスです。１寸先は闇とはこういうことでしょう。

かといって、右足のマヒ、右手のマヒ、視力低下は日に日に悪化していった。

治療院(住居)を着の身着のままで、誰にも告げずに出てきてしまった。

毎日毎日操り人形のようにさまよい歩く自分、青木が原までいっても死ぬこと

すら出来なかった自分、寒空の下路上に落ちている新聞紙を身に纏って植え込

みの中で一夜を過ごしたこともあった。そんな状態であっても家族、知人に連

絡することすら出来ない自分、こんな毎日が一ヶ月位続いたでしょうか。

風の便りで治療院や生活用品すべて処分されたことを知りました。

20数年間築き上げて来た全てが粗大ゴミとなってしまったのである。

なぜこうまでして自分を抹殺しようとしているのか、なぜ病魔と闘っている姿

を素直に人前にさらけ出して救いを求めないのか?。

後で分かったことなのですが、当時救いを求めていたようです。その証拠に特

定の人には携帯電話に電話していたようです。

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