80枚、60枚、40枚刃のノコギリ刃という形がある。
ほとんどが、三角の頂点で仕事をする。
きちんと研げていれば、よく切れる。
40年ほど前の古いのを見つけた。
錆も軽めなので、笹刈刃同等の切れ味になるように、改造する。
農家の刃付けで、片刃仕様を、アサリ出しの両刃に。
ただし、峰逆側を削り取るのはもったいない。
アサリはハンマーで叩くだけなので、直ちに入れる。
草専用に切っ先を使いながら、10回修正くらいで完全形、
交互切っ先に持ってゆく。
肝は、「外周斜め落とし」部分。
ここを、現場では平ヤスリ、工場でグラインダーで削ることで
切っ先を尖らす。
山が、3分の1までちびったら、
懐作って灌木OKの、笹刈刃の出来上がり!
板厚が1.4ミリと頑丈なので、
灌木多めの現場向き。