日立工機82ミリ電動カンナ P20
西のマキタ、東の日立。名古屋?のリョービ旧東和。
日本製の電動工具って、どれも丈夫で長持ち、素晴らしいと日ごろから感心しております。
エンジン機械好きにとって、
モーター物の高耐久性は、ほんと羨ましい。
パワーはだいぶ落ちるけど。
それでも、人力は遥かにしのぐから、あれこれ欲しくなって困ったもんだ。
其れはさておき、
ガンガン使用中に、苦し気に止まったという話。
嫌な感じの話ではある。
けど、ダメもとでも、原因追及は結構楽しい作業。
最初に、導通テスト。
テスターで、電源コードとスイッチを確認します。
これ、OK。とりあえず「ほ!」
できるだけばらして、
エアガンで、長年溜まり放題の木くずを、吹き飛ばします。
スペシャル極細高圧エアーノズルで、
スイッチ周り、モーター周辺、回転刃ベルト回り、
ネジの外せる場所は全部ばらして、奥まで。
いや~、コップ半分以上出てきた。
冷却風の抜けが悪いと安全装置が働くのか、止まることがある。
スイッチに、ダストが入り込んで接触不良というのもある。
単純に、電線の断線かも。
モーターのブラシ摩耗ということもある。
しかし、刃が回らない!!
最悪ベアリングの焼き付きか?
が、やはり変色は無いみたい。
ドライバーでこじって動かしてみると、少しずつ動く!!!
感触から、どっかの焼き付きではない!
うれしい。
生きてる!?
ゴムベルトを指で押して動くようになれば、こっちのもの。」
さらに、エアを吹き込むと、新たに
木くずが飛び出してきた。
こいつが犯人か!?
仮組して、コンセントをつないて、オンで、動作した。
ドンだけ、ゴミが詰まりまくってたかということ。
ありえないほど、まったく切れない刃を、適当に研いで、
高さを合わせて、
柔い杉板を「試運転」
少しばかり、音がうるさくは思いますが、
無事、削れました。
パチパチ。
まだまだ使えまっせ。
日立さんえらい!
丈夫な優秀電動工具も、刃が切れなきゃかわいそう。
精密機械は、掃除も忘れずに
ということでした。