刃が薄いと、切れ込みが鋭くなるので、
割るというより、削るのが得意。
だいぶ前に見つけていた小さな斧をに、柄を作ってみた。
材は、桜。
去年の春、小田山で伐採したソメイヨシノ。
薪のように見えけど、3番目の薄い鋭い鉈で、粗削りし、
先日のベルトサンダーと、木工ヤスリで微調整。
どれも同じ。
この斧は、柄の穴の造りはちょっと雑。
前の持ち主の使い方も雑で、穴が歪んでいるので、
ヤスリ整形が必要だった。
薄刃なのに、鋼材は鉈より柔め。
斧だから?中途半端ではあるな。
でも、この形は、祖適度に刃幅もあり、
非常に軽量で、なかなか使い勝手は良い。
なにより、鉈並みの薄刃の食い込みがイイ。
柄が緩みにくいのもいい。
刃幅の広い鉈より安心感がある。
鉈より刃渡りが小さい利点も、ありそう。
仕上げ砥石までかけて、小物造りに活躍しそうな感触です。
同じ斧でも、先日の厚物重量級とは、
まったく住む世界が違います。
しかし、こりゃ、どんどん柄ができちゃうとなると、
だいぶ古道具が復活しちゃうな!?