子供の時からよく観てきた筈の、民芸品。

うちの、神棚には必ず家族分+が置いてあり、オモチャだった。

 

杉の玉から、現場で刻み出すんだけど、

形が、記憶があいまいで、正確に出てこない。

 

最近のもの。

こうしてみると、けっこう端正な局面でできてるのがわかる。

昔の素朴なものより、ずいぶんときれいになってる。

 

原型は、たぶん達磨から来てる?

その達磨も、古いものより今のものは、滑らかに丸くなってる。

素材や加工方法も、移り変わってる。

 

チェーンソーで削り出すも、

回数を重ねると形が安定してくるのはみな同じ。

けっこう楽しい。

 

そうそう、丸太の心材の部分が赤いところが、

最初は黒かった。

少しずつ、灰汁が抜けて、やさしい色になってゆくのもおもしろい。