うちの農業倉庫の防風林が、先日の春風で倒れたとの連絡があり、
駆けつけると、こんなことになってました。
西風だったので、隣家のハウス側に倒れないで済んで助かった。
が、先日なんで気づかなかったのか、「根本の腐れ」はまったくひどい状態。
これで葉っぱがあるのが不思議!
念のため、すべての杉を点検して観ると、
7割方大なり小なりの腐れが入っている!
お隣の畑の日の光を妨害してることもあり、大半を伐採しなければならない。
こういう混み合った木は、元気でも下手に残すと、
単独では、強風に耐えきれないことがあるので、
下手に残せない。
けど、防風林の役割もあるにはあるから、厄介。
とりあえず、伐倒方向は、左手の大きなカラマツの間しかない。
右に小屋、左にハウスがある。
重心は、そっちで問題なし。
カラマツとの距離が微妙に近く、掛る恐れがあるのと、
幹の中に、洞があることが予測されたので、指向性を強め、
滑車をつけた2倍力ロープで引く。
受けを切ると、中心に30%ほどの洞が見えた。
クワバラ。
事前に、下ごしらえで、左の小さな杉と柿木を伐採しておいたので、
だいぶすっきりしたところで、本番の「掛木」にとりかかる。
しかし、この角度と大きさは、どうしたもんか。
掛られてる杉も、健康状態が微妙で残すか刈るか。
向こうに、伴倒しか、右にチルホールで倍力で引きで、生かすか。