ネットというものは、今までイメージの世界のものだった物が、容易に手に入ったりするのは
ホント夢のようだと思う。HCが出来た時も嬉しかったけど、その百倍くらいか???
CBN砥石とは、「窒化ホウ素」という砥材でふつうに流通しているものの中では、ダイヤモンドに次いで硬い。
ダイヤモンドは流通量も多くなり、かなり身近になってきてる。だから、使いこなしたくて、様々な製品を様々な形態で試してきて、手削りもグラインダーも専用品を見つけて砥粒を長持ちさせるコツがわかり、機能としては、ダイヤモンド工具無くして刃研ぎは成り立たなくなってる。
しかし、工業的には、鉄系の研削においてのみだけど、CBNの優位性は絶対的らしいので、
低速でのみ使えるダイヤモンドと、どこがどう違うのか?知りたいところではあった。
ツムラのラウンドタイプのディスクにダイヤとCBNがあるのも気になっており、機会があれば
購入を考えていたら、非常に珍しい?取り付け穴が20ミリパイのディスクグラインダーサイズが安く👍に入った。
箱入りです。間に透明なアクリル板で挟んであります。で、ビニールとエアキャップで
丁寧に梱包されてる。やたら高そう。安く買いましたが。
とりあえず極低速グラインダーで試用してみると、削り肌がキレイ。普段一番使うディスコの
溶着ダイヤモンドより圧倒的にバリが少ない。優しい感じ。中速のグリーーン砥石とも違う。
研削面が整うのは、切れ味の長持ちにけっこう意味があります。包丁は荒砥のままで使うことは無い。彫刻刀は中砥より上の仕上砥石まで研いで、きれいな木肌が出せます。
それを、無精して中砥で済ませるとなんとか切れても永切れしない。
だから、面削りのチェーンソーの刃がヤスリで摺ったまんまなのはどうも納得がいかない気持ちがあったので、最初の切れ味は変わらなくても、長持ち耐久性は向上するかもしれない。
但し、研削量は、台座がコンマ5ミリと極薄で圧を掛けられないので、だいぶ少なくなるから、
毎日の「まだ切れるけどもっと切れるように」研ぐのに向いてる。
それでも、手ヤスリよりはずっと早く仕上がから、意味はある。
そのうえで、3000番の回転砥石で磨き上げたら、どんな切れ味、切削面(木の)になるか、
カービングとかに凝る方には、仕上げ堀に少し意味があるかもしれないけど、
手間を思うと現実味は無いな。
砂粒一つで消滅する刃先の鋭利さは、馬力工具とは無縁です。基本的には。
でも、妄想するのは自由ですからね。
PS, 最近、古い鋸の再生の時に、手打の超粗刃を整える際に、これは活躍できますね。
玉切り台にノコを寝かせて、右太ももに低速グラインダーを預け安定させて、斜め研削を
効率よく行えそうです。
ディスクが1ミリしかないから、刃三角の根元近くまで入り込みますから。夢のよう。
しかし、食い込んだら(キックバックというやつです)ヤバい、一瞬で割れるかもしれない。
安全ゾーンを慎重に使うことになります。
記事を読んで、決してまねはしないように。