オリンピックが終わり、次はパラリンピックですね!
ナショナリズム高まる時期ですが、アメリカは普段から愛国心むき出しで回ってます
毎朝のPledge しかり。
8th gradeのsocial studiesはearly American historyを習いました。
(しゃべり方がルー大柴ですみません)
その授業で、国歌national anthemを歌うテストがありました。
アメリカの国歌と言えば、かの有名なStar Spangled Banner ですね。
日本のテレビ、特にバラエティでは、アメリカの大統領が登場するシーンで必ずと言っていいほど流れます
それにしても国歌斉唱のテストをするなんて、さすがアメリカです。
日本は学校で君が代を歌うことが色々問題になってますが。
しかもアメリカ生まれではない人もわんさかいる中で、です。
自国を愛するのが当然!!
外国人もさぁ歌え!
とおめでたいアメリカ人です。
みんなの前で歌うなんて気が進みませんが、逆に皆も歌うので、まぁ頑張ろうと練習に励みました。
歌詞の紙をプリントアウトして、家でYOU TUBEを聞きながら覚えました。
1週間ほど毎日、
「オーオセーイキャーンニューシー」
と歌いながら散歩しました。
歩くテンポに丁度いいんです。
君が代は歩くにはちょっと遅すぎるので。
国歌斉唱ウォーキング、試したい方はぜひどうぞ。
迎えた本番当日。
2人1組で先生のところに行って、ラジカセの伴奏に合わせて歌います。
歌わない子たちは各自workをしつつ順番待ちでした。
私もクラスメイトと一緒に歌いました。
練習の甲斐あって完璧!
あとは自習しつつ他の子の歌を聞くだけになりました。
そして、事件は起こります。
ひとりの勇敢な男子が、ソロでノー伴奏で歌うと言い出したのです
何それすごい!
きっとさぞかし歌に自信があるんだろう。
わくわくしながら耳を傾けていました。
すると
聞くに耐えない音痴。
全米が泣いた。
そもそもStar Spangled Bannerは変声期の男子には歌いづらいのです。
特にサビ?というか1番の盛り上がりどころAnd the rocket’s red glareでは音が高すぎて声が出ないのです。
ラジカセ伴奏があればAnd the rocket’sで何となく1オクターブ下げて歌えるのですが、勇気ある彼はノー伴奏。
サビで苦しくなる
↓
オクターブ下げて歌いたい
↓
しかし音痴マンのため、どの音程に着地していいか分からず迷子になる
↓
オクターブを無視して気持ち悪い転調をして音を下げる
↓
救いようのない音程
なぜ…
なぜ君は伴奏を断りソロ活動したのかい?
挑戦することに意味がある、というのは彼のためにある言葉です。
色んな意味で楽しいテストでした。
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