カスタムに使う道具まとめてみました(ソフビメイク編) | きこんちL/R

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オビツ50、オビツ48、Angel philia,Vmf50,Visuadoll,アゾン50、DDPなど50㎝ドールと、DD向けのアウトフィットを作っています。

今回は第二段階の「ペイント」に使うものを紹介していこうと思います。

 

では早速見ていきましょう。

なお、絶対にこれを使えば安全、ということを保証する内容ではないことを了承ください。

ご自身に合う道具が見つかるといいですね

きこんち
今回はやはり画材が目立ちますね。

前回真っ先に掲載したノートはこの回でもかなり重要です。
同じヘッドをたくさん、しかも自分でメイクなさる方は使った色味などを記録してほかのヘッドと印象がにかよらないように気をつけるといいと思います。
 

一番左のはゴム手袋。メイク作業中は手油がつくとむらになってしまうためこれをつけています。

綿の手袋も試したけどパステルがつくからあまり好きでは有りません。
かといってゴム手袋単品だと手汗でむれるので綿手袋+ゴム手袋で作業しています

 

油彩やったことある人ならたぶん知ってるペーパーパレット。ボークスでも小さいの売ってますが、

私はこっちのA4サイズの大きいのが好きです。

なぜならこのまま作業スペースとして活用できるから。

 

A4くらいのサイズだと机が汚れないうえに

ヘッドもきれいなところにおいておけるのでらくちんです

パステル削りかすやらセメダインやらもそのまままとめてぽい。机を汚す心配がありません。

 

 

 

 

その上に乗っかっているのがパステル。

 

きこんち

 

 

 

ボークスでロリータセットというセット売りのものを買い、隣の2色を買いたしました。

造形村のとホルベインの質感が似ていたのでホルベインで。

 

リップ、チーク、アイシャドウの他、まゆ毛にも載せます。

…で、またカッターが出てきてなんで?と思った人もいると思いますが

こんな感じに使います。

きこんち

カッターの刃じゃない部分でパステルをシャリシャリと撫でるように。

これでパステルを粉にします。

アナログで漫画描いたことある人には「スクリーントーン削るときのアレ」と説明すると早いです。

紙やすりとか網のようなもので粉にする方もいらっしゃいますが

道具が汚れるのが嫌なので私はこれです。片付けが圧倒的に楽です。

これなら汚れるのはカッターだけ。

粉にするとパレットとやすり(もしくは網)の両方が汚れる。

 

大量に粉にする必要がある場合は網がいいですね。

網の場合は100均で買った茶こしを使ってます

目が細かくてさらさらの粉が出来ます

 

 

その粉にしたパステルを

 

きこんち

こちらのメイクブラシを使って乗っけます。

色の系統ごとに使い分けないと前に使ったパステルが毛に残ってて残念な仕上がりになるので注意。

一番右の太めのは作業中にヘッドについたほこりを払うのに使います。

 

場所ごとに私が使うブラシ書いておきましょうか。

 

唇はアイチップ(筆よりも圧をかけて濃い目につけられる)

 

 

 

 

 

 

 

 

唇の凹部分に色が乗りにくいと思うんですが

そういう時は細めの平筆にパステルたっぷりのせて粉を入れてあげると色が乗ります

 

 

 

フィギュア用がよさそうだけど、私が使ってるのは普通の水彩用です

穂先が綺麗にまとまっているものなら材質は何でもよさそうですよ

 

眉・アイシャドウはリップブラシ(小回りが利く)

 

圧をかけたいときは↑のチップタイプでもいいけど

眉尻みたいなほそくて柔らかい線がほしいときはブラシタイプがいいです↓

 

 

 

 

 

チークはアイシャドウブラシ

(それなりの面積を塗れる上に柔らかくパステルをのせられる)

 

 

 

全体のほこりを払うのはチークブラシ

 

 

こんな感じで使い分けています。1/3だとこの使い分けがちょうどいいです。

 

ブラシの汚れを落とすときは

水洗いだと乾燥の時間がかかるのでドライタイプを使います

 

固めのスポンジにブラシを撫でつけて粉を払うんです

100均で私は買いました

 

アマゾンだとこれが近いかな

液体の塗料を使ったあとの洗筆おすすめは後述しますね。

 

きこんち

 

 

 

こちらは水彩色鉛筆。

(いただいたものです。ありがとうございます。大事に使っています。)

しろ、あか、茶色あたりをよく使います。

メイクの下描きによく使うという方もいらっしゃいますが

ソフビ相手の場合は沈着しやすいのであまりお勧めできません。キャストなら大丈夫。

私はパステルでメイクした後コート剤を吹いて、唇の縦線や口の輪郭強調、まつげまゆ毛のディティール足しに使っています。

柔らかい線がほしいときに活躍します

きこんち きこんち

 

睫毛。アイラインをしっかり書くときはこちら。絵の具類。

 

左はやっぱりボークスの。

本来なんて言う画材かわからない(色足しをしたくて店員さんに聞いたけど教えてもらえなかった)のですが、

被膜を作るように絵の具が乗っかる(色移りしない)のと、

薄め液を使って薄めると均一な色が出せるとこが好きです。

 

(2020/09/07追記)

改めて調べたところ、ファレホが一番近いもののようですね

黒がほしいなあ

 

 

右のアクリルガッシュは初めのころに使っていましたが

濃い色はソフビに移るのと、水でうすめる配分が難しくて最近は使っていません。

絵の具の相棒はこいつら。

きこんち
 

造形村細筆。メインは上の7番筆です。

 

下のはこちら

これもいい感じです

 

 

原宿すみかの店長さんに「プロの方はどの筆使ってるんですか」ときいたら

「みなさん7番お使いのようです。細すぎる筆は毛の分量が少ない分絵の具をたくさん含んでいられないから、とのことでしたよ」

と、丁寧に教えてくださったので試してみたところ使いやすかったのでずっと使っています。

下の筆は一番最初に相談もせず買った筆で、タミヤアクリルを使った後おとし方が分からず

ほっといたらぼさぼさになってしまったので、クリア専用筆になっています。

 

※画材屋さんに相談したところ、アクリルはブラシエイドで落とすのがいいそうです

 

 

これ本当によく落ちます。穂先が柔らかくなる…

模型に詳しい方はご存知だと思うのですが存知ない方は参考にどうぞ。

書道用の筆の墨まで落ちました。つよい。


きこんち

 

左の香水アトマイザーは水が必要な時に。ちょっとだけ必要な時に便利です。ペーパーパレットの上にしゅっと。

右は消しゴムスポンジ、メラミンスポンジとも呼ばれるあいつです。

メイク治したい時やほかのボディパーツが汚れたときにも使います。

これもアトマイザーでしゅっと水をピンポイントでふくませれば乾燥時間も短縮できます。

 

 

 

 

アトマイザーは中身が見える方が良いです。

 

きこんち

正反対の性質のものを並べると違和感ありますがw

 

左は全面的にメイク治したいときに使うシンナー薄め液。

右はメイクがうまく行ったときにコーティングするフィニッシャースプレーです。

UVカットもしてくれるらしいです。

ついでに言うとちょっとざらつきのある使用感なのでパステル工程前にふいておくと

パステルが載りやすくなります。

 

次で最後です。仕上げ編へ。