こんにちは、夕陽です。

 

【統合失調症患者が「東大受験」してみようか】にお越しいただき、

ありがとうございます。

このブログは、皆さんへの報告というよりも、僕自身の記録・備忘録という目的で進めるつもりです。

 

統合失調症患者が東大なんて受かるのか?そもそも、受験するところまで行けるのか?

障害を知る人の中には、そう心配する方もいるのは分かりますが、、、

そんなことは、僕も分かりません笑

 

現在2024年5月下旬。

受験予定は、9ヶ月後。

 

僕がこれから、どうなっていくのか?

興味がありましたら、思い出した時などに訪問してくだされば嬉しいです。

 

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「歴史」最大の謎。

 

人類が集まり住むようになった始まりの理由。

そして、史上唯一と言っても良いほど繁栄した、古代エジプト文明の芽吹き。

 

これを説明したいと思います。

 

 

 

受験「歴史」と関係ないじゃん??

いいえ、おおいに関係するのです。

 

例えば、何故アメリカは大統領制を用い、権力を集中させているのか、、

人口過密を解消するためには、何を考えなければならないのか、、

その始まりがここにあるからです。

 

 

 

学校で学ぶ「歴史」、アカデミックな「歴史」では、武力が軸です。

僕はずっと「愛の歴史」が知りたい、、と願ってきました。

 

このお話は、武力ではなく「心」が軸になります。

けれど、まだ愛の歴史ではありません。

 

しかし、「人類の愛の歴史」の底流に永遠に流れる美しい水の流れです。

長いですけれど、どうぞ、お楽しみください。

 

 

 

目次

第1章 サハラの砂漠化

・サハラが砂漠化し始まった理由

・その時期を意識する

・砂漠化は人類のせい

・1万年前、文明はあったのか?

・どうして人は集まって暮らすようになったのか?

 

第2章 古代エジプト誕生秘話

・古代エジプトは、どのように誕生したのか?

・古代エジプトの歴史

・古代エジプト以前

・心が一つになると

・心が一つになる方法

・「王」一人の実力か?

・知恵のあったエジプト

・知恵は教育できた?

・「王」は、神の子、、ならば?

・歌に夢中になって

・ある天才の偉業

 

・補足

ケルト文化の吟遊詩人(Bard)と、中世ヨーロッパの吟遊詩人。

 

 

 

 

 

第1章 サハラの砂漠化

 

 

サハラが砂漠化し始まった理由

 

帝国書院の図説『タペストリー』。

環境の問題にも言及していて、サハラの砂漠化が始まった時期もあります。

 

もともと砂漠だったのではなくて、

ある時期から、砂漠化が始まったのです。

 

それは、どうしてでしょうか?

 

 

 

現代日本でもそうだったように、

古代メソポタミア(&エジプト)では、いろいろな理由で樹木がどんどん伐採されていました。

 

どんどん伐採される、、ということは、もともと緑が豊かだったことを示します。

 

では、何を中心に伐採したのでしょうか?

図説には、こうあります。

 

杉。

 

 

 

日本人なら分かるように、「杉」は健康に良い。

香りも良いし、医薬品、建築にも役に立ちます。

 

まぁ、今は、スギ花粉で迷惑がられてしまっていますけど、、

 

そして、メソポタミアやエジプトの方では、他にミイラの製造に使われていたそうです。

しかも、ピラミッドの巨石の運搬にも使われていた、、そうです。

 

 

 

その時期を意識する

 

さて、、

当時、エジプトやメソポタミアは、緑豊かだったでしょうか?

 

もちろん、そうでした。

で、、エジプトと古代メソポタミアで文明が栄え始めたのは、いつですか?

 

紀元前3000年ごろでしょうか。

 

 

 

では、、

図説で、砂漠化が始まったのは、、??

 

1万年前か、紀元前1万年前か。

少なくとも、文明が生まれる5000年以上前、、ということになります。

 

 

 

砂漠化は人類のせい

 

あり得ますか??

 

砂漠化が始まったということは、人間がそれだけ伐採してしまった、、ことを意味します。

億年単位で一切のミスもなく続いた大自然界が、突然自ら崩壊する、、なんて、有り得ません。

(これをテーマにした映画、マンガ、ラノベは多いです。ex.ネバ―エンディングストーリー)

 

例えば、局所的に氷河期になった、、とか、

局所的に、突然、樹木の病気が流行ってしまった、、とか。

そういうのは、まずないでしょう。

 

だから、砂漠化は単純に人間の行為に依ります。

 

 

 

では、、

砂漠化が起こるほど、伐採することは可能なのでしょうか?

 

もちろん、可能です。

現代のように、大勢の人々が森林の伐採をすれば良いのです。

 

そうすれば、雨が降らなくなります。

海岸から数百キロメートル、森林がなければ、海からの水蒸気が内陸に届かなくなるそうです。

 

 

 

1万年前、文明はあったのか?

 

ここで、、

古代文明の発祥は、いつだったか思い出してください。

 

紀元前3000年頃。

 

10000年前、砂漠化が始まるほどに開墾が進める力がある人類は、まだ未開の人々だったのでしょうか?

旧石器時代?

どんな時代だったでしょうか?

 

少なくとも、広大な森林を消滅させるほどの力を持っていた、、ことが分かります。

 

 

 

 

もう一度問います。

古代文明が発祥したのは、いつですか?

 

文字史料云々はおいておいて、

紀元前3000年前よりはるか昔だったのは、分かります。

 

 

 

ここで別の質問です。

古代文明が発祥する要因と考えられるものは、何でしょうか?

 

例えば、肥沃な土地、大河のまわりに集住、、することですね。

 

さて、

もう一度、1万年前を思い出しましょう。

 

サハラが砂漠化し始めるほど、森林が開墾されていきます。

そうなれば、当然、そこでは人は住めなくなっていきます、、数千年の時間をかけて。

 

数千年あれば、緑豊かな自然を破壊し、

水不足に困り、

大河のまわりに集まり、集団で生きるのが普通になってくる、、

 

十分な時間があると思います。

 

 

 

さて、、

そういうメンタリティの人々が集まれば、当然奪い合いが集団生活の基盤になるでしょう。

だって、樹木を植える、、という発想をしないから。

 

もう一度言います。

樹木を植える発想をしないのです。

 

 

 

 

どうして人は集まって暮らすようになったのか?

 

だからこそ、、当時の農業をこう言います。

略奪農法、、と。

 

「歴史」では、略奪農法とは、

肥料をまかず連作ばかりして土地が痩せたら、別の土地に行って同じ農法をすること。

 

 

 

(注)

「愛から見る世界史」と「支配者が描く歴史」では、同じシーンを見ても解釈が違うことがあります。

けれど、どちらかを否定することはできません。

実際、古代エジプトが成立する前は、「支配者が描く歴史」通りであることがあるのですから。

なぜなら、当時の社会も「支配者が描く歴史」と同じ発想の社会だったからです。

 

(注)2

「支配者が描く歴史」では、サハラ砂漠の拡大は、自然環境を主な要因としています。

けれど、「愛から見る世界史」では、まずは人為的な要因が先になります。

「歴史」のストーリーが全く異なってくることに注意が必要です。

 

→→潅漑農業「世界史の窓」 (y-history.net)

→→アフリカ史 - Wikipedia

 

 

 

 

 

そうして、ナイル川のほとりに人々は集まるようになってきました。

(もちろん、その他の土地にも。)

 

「愛から見る世界史」では、森林を破壊したことによって、

飲み水にも食料にも困るようになり、大きな集団を作らざるを得なくなった、、と見ます。

自然を敵にしたのは、人間が先です。

学校で学ぶ「歴史」では、最初から自然界は人間を受け容れていなかった、、と、はっきり書かれていますが、、

 

とにかくこれで、

人の数、、の点で、古代アフリカ文明が誕生する基盤ができあがりました。

 

 

 

 

第2章 古代エジプト誕生秘話

 

 

古代エジプトは、どのように誕生したのか?

 

次に、人類「歴史」史上最大の謎。

古代エジプトが誕生した過程についてです。

 

もちろん、多くの説明がなされます。

けれど、説明できていない。

 

分かったような気持ちにはなります。

けれど、自分自身で突っ込んでいくと、すぐに混乱するでしょう。

 

だから、「歴史」では、行き当たりばったりの理由しか語られないのです。

現代まで続く軸、人間として当たり前だよねっていう「軸」がないのです。

 

例えば、どうして「奴隷」が生まれたのですか?、、という質問には、戦争で負けた、、という理由では、「人間」がそうなった理由にはならないのです。

デカルト式では奴隷は当たり前かもしれません。

(心や精神を捨て去り、「理性」だけで人生を構築してしまうから。)

 

けれど、本来の「人間」なら、当たり前ではないのです。

 

 

 

 

古代エジプトの歴史

 

古代エジプトの歴史を箇条書きしてみます。

 

・「王」が絶対的権力を持っています。

・「神官」の権力は強く、「王」は反発することが何度かありました。

・権力ある「神官」と「王」だけが読める文字が存在します。

・約3000年大きな混乱なく、王朝が続いています。(他の全ての国家、王朝と比べて)

・「王」の墓のピラミッドには、つまらない悪戯の仕掛けがあります。

・ある時、ユダヤ人を数十万人(!?)、数十年間痩せた土地に留めています。

過酷な肉体労働に従事させたそうです。

・王朝の交代は、いわゆる家系の交代です。

・「王」は、神でもなく、神の代理でもなく、神の子、、です。

・地理的条件が古代エジプトを長期政権にした、、と言われてます。

・福祉政策もあって、女性の生理休暇もあった、、と聞いたことがあります。

 

 

 

古代エジプト以前

 

さて、、

もう一度、古代エジプト以前を思い出しましょう。

 

自分で「生きる糧」を生み出す、、ことは、自然界を通してでしか不可能です。

現代のようにいくら働いていたって、手にするのは「お金」だけです。

 

また、現代のような植樹では、花粉症が増えるだけのオチになっています。

きついですよね。

 

つまり、植樹について違う考え方をしなければならない、、ことを意味しています。

 

当時のアフリカの人達も、同じです。

自分たちで生み出すことができないので、良くて灌漑農法、酷くて他者から奪う、、

 

 

 

心が一つになると

 

そんな人たちが集まって、、古代エジプトの栄光を生み出すことができるでしょうか??

争い合って、戦争戦争ばかりになる、、と思いませんか?

 

 

 

では、ここで、、

中学高校時代を思い出してください。

少なからず経験があるのでは、、と思います。

 

文化祭、体育祭、修学旅行、部活、、等で、

皆の心が一つになった経験を持つ人。

 

そういう経験がなければ、空想でも良いです。

 

 

 

みんなで一つになって、目標に向かって。

明治以降のアメリカへの日系移民の人達が、犯罪を全くしなかった、、ことも、そうですね。

 

日本人という心の中の軸がありました。

 

(日本人という括りで見られたくないなら、他の軸を創る必要があります。

それは、自分の人生を支えるものですから。)

 

 

つまり、、

当時のエジプト人は、心を一つにできた、、のです。

 

心を一つにできれば、犯罪は少なくなります。

だから、役人はあまり要らない。

だから、国家の人件費は少なくて済みます。

 

国家財政が安定することは、長期政権の条件の一つです。

心が一つになれば、国家財政が安定するのです。

 

 

 

心が一つになる方法

 

20世紀アメリカには、JFケネディ大統領がいました。

彼は、テレビという最新の文明利器を使い、ニクソンを破っています。

 

そして、彼は、そのカリスマで若者を中心に、多くのアメリカ人の心を掴んだのです。

だから、彼が暗殺され、その弟も暗殺された時、政治に夢を見れなくなった若者が多かったと言われています。

 

 

 

エジプトでは、「王」がいました。

多くのエジプト人に受け容れられたことは、想像に難くありません。

 

なぜなら、長期安定政権がずっと続いてるから。

 

しかも、王朝の交代は、暴力によらず家系の断絶などが理由です。

他のどの国家でも、「王」の交代、王朝の交代で弱ったり暴力的だったりするのに。

 

もともと、暴力的で略奪を好む人達だったんです。

それなのに、、いつの間にか平和を愛する民族になってしまっている。

 

 

 

 

「王」一人の実力か?

 

その安定政権、「王」たった一人で可能でしょうか?

 

無理です。

いくら優秀な「王」がいたって、現代の常識で言えば、賢者の息子は賢者とは限らない、、

 

現代のアメリカの大統領選挙では、

イメージを創り、イメージ通りに候補者が振る舞うことで、人々の心を一つにする戦略を考える仕事が存在します。

 

そして、人の「心」が分かれば、人々の心を一つにすることも可能です。

現代では、デカルト式教育があって、「心」は無視されるので、「心」がちゃんと分かる戦略家はいません。

 

 

 

 

知恵のあったエジプト

 

当時のエジプトには「心」を扱う知恵があった、、ことが分かります。
 

それは、つまり、「神官」の役割です。

けれど、それまで暴力的だった人々の中では、そんな知恵を磨くことなどできません。

 

そして、古代エジプトの歴史を見れば、

「心」が分かっているけれど、愛でなく支配欲、つまり自己承認欲求を持つ者が「神官」の地位に就いてるのが分かるのです。

ex.ユダヤ人の虜囚化?など。

 

自己承認欲求が強い者が、人々の「心」を一つにしたまま持続させることはできません。

つまり、「神官」以外に誰かがいた。

天才、、と呼べる者が。

 

彼は、「王」ではありません。

「王」の仕事は、人々の前に出て、理想的な「王」を演じることです。

そんな知恵を磨く時間はないでしょう。

 

しかし、「王」も少しは理解していました。

なぜなら、知恵を理解していた方がイメージを維持しやすい。

 

 

 

知恵は教育できた?

 

また、混乱が少なかった理由として、

ちゃんとした「知恵の教育」があったはずです。

 

つまり、単純に長子相続ではなかった。

長期政権のためには、ちゃんと「知恵」を理解し、かつ、描かれたイメージ通りに振る舞える人物が必要だった。

 

息子の中に適任がいなかった時だけ、

「神官」が、適任者を一族以外から選んだ。

それが、王朝の交代、、と言われるもの。

 

それが一番、混乱がないから。

 

 

 

けれど、、

いつの間にか、その知恵を独占しようという欲求が「神官」に生まれた。

 

その証拠に、自分たちだけが使える「文字」を生み出した。

そして、選ばれなかった「神官」は別の文字を、そして、人民には別の文字を用意した。

 

(だから、「歴史」では、文字を使えるようになることが、支配者になるための条件だ、、と言われるのかも知れません)

 

 

 

 

「王」は、神の子、、ならば?

 

神でも、神の代理人でもありません。

神の子、、というのが、ポイントです。

 

これは、被支配者の心が安定する「王」の立場です。

 

理由は、魂が拒絶しないから。

(デカルト式教育を受けてしまった現代人には理解が難しい話になっていると思います。

なぜなら、デカルトはその論法で、魂・心を捨て去ってしまったから。)

 

だから、イエスの名は世界の多くの人に受け容れられました。

神の子、、というのは、「人間」としての正しい立場だから。

(すでに説明済み)

 

 

 

「私は、神です」と言う人がいたら?

「私は、神の子です」

「私は、神の代理人です」

 

どれが、拒否反応少ないですか?

 

だから、「王」は神の子、、という設定になりました。

 

しかし、「奴隷」を持ち込めば、争いが酷くなります。

「俺だって神の子だ」という本能が囁くからです。

 

だから、古代エジプトの始まりには、「奴隷」はいなかった。

 

 

 

 

歌に夢中になって

 

現代に生きる皆さんは、例えば誰に夢中ですか?

 

例えば、YOASOBIのボーカルの人の歌声に。

歌を歌う人、その歌声、その歌詞に夢中になりますよね。

 

 

 

ここで、ケルト文化を思い出します。

指導的立場のドルイド僧、、

ドルイド僧になるために、若い頃はバード(Bard)として「吟遊詩人」として修業していたそうです。

 

賢い女性、賢い男性、賢い子ども達、自然と尊敬されるお年寄り。

そんな中で知恵を磨く修業をします。

 

どうやって??

 

歌で。

歌は、多くの人が夢中になります。

 

高校世界史の中世ヨーロッパで出てくる吟遊詩人ではないですよ?

彼らは、単なる宮廷歌人です。

 

 

 

知恵を歌に託します。

一緒に歌えるように。

 

子どもたちも自然と知恵を覚えます。

無理やりな教育なんて、賢い子どもを出す気がない教育です。

なぜなら、「俺様が偉いんだ」という思いを与えてるだけですから。

 

そんな現代の教育では、普通、子どもは眠くなります。

 

だから、人々が夢中になるような物語を、歌で描くのです。

僕は、ラノベが好きです。

ティアムーン帝国物語や、やり直し軍師、、

感動して泣いちゃったことも。

 

厨二病ほどにならなくても、物語に人々は夢中になります。

以前のビジネスパーソンは、自分を企業「戦士」という物語に夢中になっていました。

 

 

 

だから、、

古代エジプトの人々の「心」を一つにまとめた、、

その手法は、、歌と物語です。

 

 

 

ある天才の偉業

 

古代エジプトの始まり。

一人の天才がいたはずだ、、と書きました。

 

彼は、愛の知恵を持っていた。

そして、それを伝える術(すべ)も知っていた。

 

だから、彼は、歌と物語で人類を夢中にさせ続けたのです。

歌の才能のある数人の若者が、遠くまでその歌を届けました。

 

吟遊詩人の原型は、ケルトではなく古代エジプトだったのです。

 

 

 

古代エジプト。

彼は、歌でイメージを創りました。

 

アメリカ大統領選の戦略家以上の能力で。

 

現代のイメージ戦略家は、ほんの4年。

古代エジプトのイメージを描いた彼は、約3000年です。

 

 

 

 

こうして、古代エジプトという史上唯一の長期政権が誕生したのです。

そして、「愛の歴史」とは、他の誰でもなく自分自身で「愛する人と共にある」空間に産み出していくものです。

 

 

 

いかがでしたか?

楽しんでいただけたでしょうか。

 

わくわくしながら書けたことは嬉しいです。

受験勉強の一環としてまとめました。

 

今日も読んでくださって、感謝です。

 

 

 

補足

ケルト文化の吟遊詩人(Bard)と、中世ヨーロッパの吟遊詩人。

 

成長すればドルイド僧になるほど優秀な吟遊詩人。

カエサルは、彼らに嫉妬した、、と以前書きました。

 

カエサルに嫉妬させるほど知恵のあった、ケルトの吟遊詩人。

 

もちろん、キリスト教会も嫉妬します。

推し活する神に絶対的忠誠を誓うには、人生を生きる知恵など邪魔でしかありません。

僕が教会の意思決定機関にいたら、必ずケルト文化を滅ぼそうとするでしょう。

 

そのくらい、神の「奴隷」の立場を、人々に理解してもらうのは困難なのです。

 

 

 

当時の修道院のモットーは、「祈り、働け」です。

その意味は分かるでしょうか?

 

神に夢中になる時間と、ケルト民族の大切な森林を伐り開くことだけに集中せよ、、です。

つまり、森林の恩恵、ケルト民族の素晴らしさ、ケルト民族の優しさ、、など見てはいけない、、と。

 

だから、美しいケルト人の女性と恋愛が生まれることもなく、優しい言葉もその耳には届くことはなかった、、

もし、恋愛が生まれれば、絶対に修道院の中に疑惑を持ち込んだのだから。

 

自然界と交流することだけでなく、キリスト教会はケルト民族との交流も拒んだのです。

 

 

 

当時のキリスト教会は、大真面目にケルト文化を滅ぼそうとしました。

だから、宮廷詩人を生み出したのです。

 

なぜ、あの時期の貴族の館に突然、宮廷詩人が現れたのでしょう??

 

もし、現代で、

YOASOBIの歌を、YOHUKASIというグループが勝手に歌います。

もちろん、皆が知っているので、YOHUKASIが売れることはないでしょう。

 

けれど、、

YOHUKASIのスポンサーが勝ってしまい、

YOASOBIを追放し、全ての記録を消してしまったら、どうでしょうか?

 

数千年の後、当時の素晴らしい歌手として、YOHUKASIが尊敬を集めているかもしれません。

 

これが、「歴史」です。

高校の授業、高校の世界史参考書では、はっきり教えてくれています。

 

こうして、現代に生きる僕たちは、歌に込められる知恵に気づくことなく、生きることになりました。