こんにちは、夕陽です。

 

【統合失調症患者が「東大受験」してみようか】にお越しいただき、

ありがとうございます。

このブログは、皆さんへの報告というよりも、僕自身の記録・備忘録という目的で進めるつもりです。

 

統合失調症患者が東大なんて受かるのか?そもそも、受験するところまで行けるのか?

障害を知る人の中には、そう心配する方もいるのは分かりますが、、、

そんなことは、僕も分かりません笑

 

現在2024年3月下旬。

受験予定は、11ヶ月後。

 

僕がこれから、どうなっていくのか?

興味がありましたら、思い出した時などに訪問してくだされば嬉しいです。

 

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世界史の話の途中でしたが、

飽きてきたので、国語の過去問の勉強をしていて気づいたことを。

 

健常者にとっても、受験勉強の苦しさを見ると気をつけるべきなのかな、、って思うのですが、

健常者がどう気をつければ良いのか、、僕には分からないので、

統合失調症患者向けで書きたいと思います。

 

 

目次

・東大国語の特徴

・東大の過去問を解くと・・

・解説者の意識をトレースしてる

・解説者の意識とは?

・マジメな患者が勉強を苦手とする理由

・過去問研究で起きていたこと(睡魔の理由)

・統合失調症患者は、だから、自分軸を創る

 

 

 

東大国語の特徴

 

東大の問題は、そのプライドが反映されてるせいでしょうか、、

模範的な良い問題が多い。

 

しっかり的確な質問をしてくるので、

変な問題は出ない。

 

つまり、予備校の先生にとっては出題される文章が同じなら、

全く同じ問題を作成できる、、ということ。

(実際ドンピシャだったこともあるので、一部マスコミは漏洩ではないか、、と疑ったみたいですね)

 

そんな東大現代文の問題。

良い文章が選ばれます。

 

だから、僕にとっても解きやすい。

むしろ、簡単だ、、と言えるくらい、ちゃんとした文章でちゃんとした問題が出されます。

 

東大の問題というのは、そういう特徴があります。

 

 

 

東大の過去問を解くと・・

 

ただ、過去問を解くだけなら大丈夫なのですが、、

問題は、過去問を解説してる問題集を使った時。

 

すごい睡魔に襲われるのです。

 

この症状は、デカルト式思想・視野に触れ過ぎてる、、時に出ます。

けれど、自分で解いてる時は大丈夫で、解説(ちゃんとした解説です)を読んで、その思考プロセスを確認したい、、と考えてる時ほど睡魔が凄いのです、、

 

単純に、デカルト式の視野に慣れてないだけ?、、と考えていたのですが、

違いました。

 

 

 

解説者の意識をトレースしてる

 

僕は、どの問題も、

質問者の意識をトレースしながら解きます。

 

おしゃべりしてる時も同じです。

自分の意識と、相手の意識を同時に追いかける(トレース)のです。

 

だから、

相手の意識にも強く影響されてしまいます。

 

それは、つまり、

問題文の執筆者ばかりでなく、解説する先生の意識にも集中してる、、ことを意味します。

 

問題は、先生の意識。

つまり、教育の問題にも関わるテーマになってしまうのです。

 

 

 

解説者の意識とは?

 

評論の問題の解説で、、

筆者は常識を否定し、自分の主張を伝えます。

その主張は、常識を否定するものであるはずです、、

(そうでないなら、わざわざ書く必要はないから)

 

だから、問題文を読んでいる時に理解できないでしょう。

理解できないまま読んでいくことが必要です、、

 

そう解説されてました。

 

分かりますか?

言ってることは正しいのです。

 

正しいのですが、困ったことが起きるのです。

 

 

 

マジメな患者が勉強を苦手とする理由

 

統合失調症患者は、受験勉強に苦労します。

症状が、デカルト式の視野を拒否するから、、

 

拒否すると、どうなるのか?

相手の言ってることが頭に入らなくなります。

 

だから、統合失調症患者にとって、デカルト式思想で構築されてるアカデミックな学問や受験などは、苦しい、、

(時々、患者で天才がいたりしますが、その人はある程度悪い方に病状を安定させています。

なおかつ、一つの学問に特化してしまいます。)

 

 

 

過去問研究で起きていたこと(睡魔の理由)

 

その評論は、良いテーマを扱っていて、その問題意識も的確なものでした。

だから、僕にとっては論旨を理解しやすいし、(僕にとって)常識、、と言える問題です。

 

けれど、、

解説では、常識に反するから、皆さんが理解できないのは当たり前、、という立場で貫かれています。

 

この「意識」の違い。

僕は、筆者ばかりでなく解説者の「意識」もトレースするのです、、

 

(分かりやすくするために、語弊のある表現をします。

意識の問題→睡魔、、になる理由を感じてもらうためです)

解説者は、「皆さんは分からなくて当たり前」という立場です。

これは、つまり、あなた方は馬鹿だから分からなくて当たり前、、という意識でもあるのです。

 

なぜ?

まず、解説者→生徒、、という上下関係があります。

東大の問題を解説します、、その問題は、皆さんはまだこのレベルに達していないから自分たちが解説します、、

という「当たり前で非難されるはずのない」立場なのですが、、

 

けれど、、

やはり、そこには、あなた方は本当なら分かるはず、、という意識が欠落してしまっています。

現代の教育は、ほとんどこの問題を孕(はら)みます。

高校時代は進学校でしたが、この問題のためにずっと睡魔が酷かったのです、、

 

先生たちは、「今は分からなく」ても、勉強すれば分かるようになる、、あなた方は頭が良いのだから、、

こういう「意識」なのですね。

 

「あなた方は分からない」と「あなた方は頭が良い」

この2つの意識が共存してしまっています。

 

幼い頃は、頭が悪い、、という立場に立つのが、デカルト式です。

だからこそ、ギフテッド、、という言葉があるのです。

 

 

 

統合失調症患者は、だから、自分軸を創る

 

一般的に、多くの高校の先生が、生徒を見下しています。

(実際に悪口を言われたことのある生徒も多いはずです)

だから、高校の授業は分かりにくい。

 

あなたは馬鹿だ、、という意識が流れ込んでくるので、

いくら頑張ろうとも、頭に入らないのです。

ほら、「あなたは馬鹿だ」が立証されるでしょう?

 

だから、予備校やYouTubeの動画は分かりやすい、、と言われます。

けれど、これも問題です。

 

確かに「あなたは馬鹿だ」という意識はありません。

問題は、ただ(語弊があって申し訳ないのですが)「自慢」の意識の領域を出ていない、、ことです。

 

あなたは頭が良い、、という意識が薄いのですね。

こうすれば分かりやすいでしょう!、、という意識です。

そこには、相手のレベルは考慮されてません。

 

だから、特に統合失調症患者は注意が必要です。

 

偏差値の上下関係という背景があります。

人間の上下関係、、という意識を、患者は理解できません。

 

だから、予備校やYouTubeを中心とした受験勉強系には注意が必要になります。

もちろん、良い内容が多いので、その点はおおいに利用し参考にすべきでしょう。

 

 

 

東大現代文の過去問解説の参考書では、

その上下関係(あなたは馬鹿ですよ)という意識をトレースしながら、筆者の言ってることを理解するのは当たり前ですよ、、という「意識」を構築しなければなりません。

 

それは、デカルト式視野に対して、

愛である人間本来の視野、、

 

「支配者が描く歴史」ではなく「愛から見る世界史」、、

歴史の勉強で、僕が言ってきたことと全く同じです。

 

歴史の事実の並べ方、、ではなく、

国語という話者の「意識」そのものの中の問題。

 

そこに、統合失調症患者である僕は、

相対化し、自分の軸を創る、、のです。

 

 

 

今日も読んでくださって、感謝です。