こんにちは、夕陽です。

 

【統合失調症患者が「東大受験」してみようか】にお越しいただき、

ありがとうございます。

このブログは、皆さんへの報告というよりも、僕自身の記録・備忘録という目的で進めるつもりです。

 

統合失調症患者が東大なんて受かるのか?そもそも、受験するところまで行けるのか?

障害を知る人の中には、そう心配する方もいるのは分かりますが、、、

そんなことは、僕も分かりません笑

 

現在2024年3月下旬。

受験予定は、11ヶ月後。

 

僕がこれから、どうなっていくのか?

興味がありましたら、思い出した時などに訪問してくだされば嬉しいです。

 

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2024年3月上旬。(現在3月下旬)

最近、意識してることです。

 

 

目次

・統合失調症とは

・勉強における患者と健常者の違い

・多くの統合失調症患者の勉強方法

・池のカエルと、大空の鷹

・健常者の勉強の代表的イメージ

・統合失調症患者の勉強法

 

 

 

 

統合失調症とは

 

医学的な説明は、治療に役に立ちます。

お薬の扱い方に深く関係しているから。

 

それは、お薬の扱い方や普段の生活など、お医者さん側から見て大切なものです。

だけど、そこには、東大受験を支える知識やサポートはありません。

 

なので、、

患者が自分らしく生きようとした時に、役に立つ知識が欲しい。

 

という立場で話しています。

 

 

 

統合失調症と健常者の違い。

健常者が、心・精神・意識・魂から離れ「理性」重視になったことによって、

健常者は身体(物質)ばかりを意識するようになりました。

 

統合失調症患者は、(宇宙・地球のレベルで見ると)健常者だけではバランスが悪いので、バランスを取るために生まれました。

つまり、患者は身体から離れ、心・意識・精神・魂ばかり気にするようになった、、ということです。

 

 

 

病状の多くが、これで説明できますが、

今回は、こういう状況の中で、どうやって東大を受験できるくらいの勉強を可能にしていくのか、、というお話になります。

 

 

 

 

勉強における患者と健常者の違い

 

勉強、、で役に立つ、患者と健常者の違い。

それは、「視野」の違いです。

 

身体に意識の焦点が合っている健常者は、物質が基準になります。

つまり、点から点。

線的理解が中心です。

 

その上、デカルト式論理の影響で、その傾向は加速しています。

つまり、全体を見ることが難しく、目の前の点ばかりが見えてしまう。

 

 

 

対して、

統合失調症患者は、その病状のせいで、俯瞰的視野を強制されてます。

(病状とは、心・意識などが身体から強制的に離れてること)

 

カッコ良く言ってしまえば、

統合失調症患者の視野は、鷹のような視野を持つ、、ということ。

 

もちろん、病状だからコントロールが難しい。

ここでの話は、自分の病状をコントロールできて、その失敗は全て自分に(責めることなく)帰することができる、、ことが前提になります。

 

突然の強風にあおられても、自分でなんとかできる、、という自信と覚悟がなければ、大空を舞うことなどできませんから。

 

 

 

 

多くの統合失調症患者の勉強方法

 

これまで出会ってきた患者さんたち。

マジメな性格が幸いして、英検2級、漢検二級・準一級・一級、、に合格していました。

(僕の奥さんは漢検準一級です)

 

彼らの勉強方法は、僕の奥さんを含めマジメに着実に勉強するものです。

(過去に勉強で無茶したことがなければ。)

 

僕の場合、

進学校だったこともあって、デカルト式の影響が強かった。

つまり、勉強することがトラウマでした。

 

デカルト式は、肉体に縛りつけます。

理性と脳を同一視、、してることからも分かります。

 

僕は統合失調症患者です。

だから、意識や心、精神が肉体から離れ自由になりたい、、と暴れます。

 

この暴れ馬のような「意識」を上手に扱うこと。

これが今まで僕がやってきたことです。

 

 

 

一般的な患者さんの場合、

デカルト式の問題に合わせることは可能です。

マジメだし。

 

一つの科目を集中して勉強するなら、それで良いけれど、

大学受験のような複数の科目を勉強する時には、ちょっと難しい。

 

俯瞰的な視野を持つ統合失調症患者。

点と点を結ぶような、線的思考(デカルト式思考)をする健常者。

 

患者は常に俯瞰的な視野だから、不安になりやすい。

全体を見てるので、目の前の点だけに集中できない。

また、足もとばかり見てる訳にいかないので、自分の立ち位置を見失いやすい。

 

そういう状況でも、落ち着いていられる訓練は必要です。

 

 

 

 

池のカエルと、大空の鷹

 

池を想像してください。

池の表面にいくつもの岩が見えています。

 

その岩を飛んで移動する蛙。

しっかり着地しながら、次に飛びますよね。

 

その感覚が、デカルト式思考の特徴です。

デカルト式の長所は、一つ一つしっかり考えることができること。

 

大地を走る馬のようではありません。

馬は、進んでるのです。

馬は、決して一歩一歩確認してる訳ではありません。

 

蛙は、点から点へ。

しっかり一つ一つ確認して。

 

これが、デカルト式の長所であり、

決して統合失調症患者が真似できないことです。

 

 

 

馬でなく蛙、、と表現したことで、悪く言われた、、と誤解を生んだかも知れません。

いいえ、僕は統合失調症患者です。

他の患者さんと同じように、羨ましく思っています。

 

もちろん、蛙の飛び方だけでは、多くの人にとって役に立たず、

患者にとっても、真似したら痛い目に遭う、、のですが、、

(例えば、野球の王監督の話をそのまま鵜呑みにしてしまい、甲子園を目指してしまい、あまりに苦しい思いをしてしまった高校生の患者さん)

 

 

 

デカルト式の特徴を持った人は多く、

その活躍は、皆さん知ってるはずです。

 

野球の王貞治選手、大谷翔平選手、サッカーの中田英寿選手、ホンダの創業者本田宗一郎氏、、などなど錚々(そうそう)たる人たち。

 

ただ、そのやり方を真似すると、、痛い目に遭います。

大谷選手の試合出場のペースは、他の人たちと違うと聞いたことがあります。

 

 

 

だから、自分に合ったやり方を身につける必要があるのです。

 

 

 

 

健常者の勉強の代表的イメージ

 

受験系のYouTuberでお気に入りの人は多いです。

その中で、デカルト式論理の名手と言える人の「リズム」を紹介します。

 

特に統合失調症患者さんは、このリズム、「蛙」をイメージしてください。

スピードの速い馬、、といった動物をイメージしないように。

 

[音量注意]

「Stardy河野玄斗の神授業」のYouTubeショート動画。

各1分未満。難易度順に並べてあります。

【なぜ?】正答率54%の問題 - YouTube

【裏技】三平方の定理の時短テクニック - YouTube

【爆速】京都大学の有理化問題を45秒で解説してみた - YouTube

 

なぜ、蛙、、なのか?

それは、彼の真骨頂である、しっかり着地できている、、ところを感じてほしいから。

 

スピードだけだったら、他の多くの東大生も彼に負けないでしょう。

けれど、彼のように、多くの難関試験に短期間で合格することはできません。

 

彼は、医師国家試験、公認会計士試験、司法試験に合格しているそうです。

それを可能にしたのが、着地した時の安定感による応用力の多彩さ、、です。

 

例えば、東大大学院の数学科の方は、当たり前ですが、数学の能力は高いです。

けれど、正解を出すスピードが速いゆえに、着地して飛ぶまでのプロセスを意識できていない。

 

だから、数学科の方に司法試験と公認会計士に受かってください、、と言っても、無茶言わないでって言われるのがオチでしょう。

もちろん、その方にとって意味のない試験に縛られる謂(いわ)れなどありませんしね。

 

動画の河野さんの、リズム、特に着地の安定性を感じてください。

決して、その速さに惑わされないように・・

 

 

 

 

統合失調症患者の勉強法

 

さて、、

健常者の勉強法のイメージを持てました。

 

では、統合失調症患者は?

患者は、鷹のような俯瞰的な視野を持ちます。

 

しかも、患者は肉体(物質)を意識するのが難しい。

だから、地に足をつけるのが苦手です。

 

そして、、

大学受験とは、デカルト式思考の代表だったりする訳です。

 

 

 

統合失調症患者は、大空を舞う鷹のままで地に足をつけ、石から石へと跳躍することができるでしょうか、、?

 

漢検や英検のように一科目なら、蛙の飛び方もできます。 

しかし、複数の科目になると、鷹は混乱してしまいます。

 

だから、鷹のまま、、という条件が重要になってきます。

 

 

 

 

統合失調症患者は、その病状のために、自他の境界が希薄。

だから、他の人の「意識」に対し無防備だったりする。

 

しかも、「意識」を常に意識してるので、例えばイジメ等ずっと覚えていたりする。

それは、ちゃんとイメージとして記憶してる。

 

その記憶されたイメージが、以前ブログで話したように、

そのイメージに合った「意識」を呼び寄せる。

 

患者が健常者の意識に無防備だ、、ということが、これでも説明できる。

大学受験したい患者は、だから、「意識」の扱い方にもっと長ける必要がある。

 

 

 

 

今日も読んでくださって、感謝です。