こんにちは、夕陽です。

 

【統合失調症患者が「東大受験」してみようか】にお越しいただき、

ありがとうございます。

このブログは、皆さんへの報告というよりも、僕自身の記録・備忘録という目的で進めるつもりです。

 

統合失調症患者が東大なんて受かるのか?そもそも、受験するところまで行けるのか?

障害を知る人の中には、そう心配する方もいるのは分かりますが、、、

そんなことは、僕も分かりません笑

 

現在2024年1月中旬。

受験予定は、1年と1ヶ月後。

 

僕がこれから、どうなっていくのか?

興味がありましたら、思い出した時などに訪問してくだされば嬉しいです。

 

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世界史の参考書『荒巻の新世界史の見取り図 上』の「12世紀ルネサンス」の章を読んでいて、、

思わず「おーっ笑」となって、奥さんに胡乱(うろん)な目で見られてしまいました、、

 

いやいやいやいや、、

天才か!、、いや、一人では無理、、複数の天才がいないと、、

それを一つにまとめたのが、(これまで話してきた)集合意識の中のもの、、

 

魔女狩りで、人の心を眠りに就かせておいて、、

ここで、世界を一つの流れにして強制的に押し流していく、、

凄すぎて笑える!!

 

だから、陰謀論なんてものが生まれるんだ、、

いや、陰謀なんて小賢しいものじゃない、、

いや、すごい笑

 

って、なりました苦笑


 

 

荒巻先生は、「支配者の視点での歴史」をしっかり説明してくれるのでありがたいです。

もし先生がいなかったら、僕は東大受験はかなり難しい挑戦になったと思います。

統合失調症患者の俯瞰的な視点にこだわることができたのは、先生のお陰でもあるのです。

 

P382で、「なぜ、世界史と言いながら、こんなにヨーロッパにからむことを覚えなければならないのか?」というバランスの悪さ、、とおっしゃっています。

この答えの一つは、先生ご自身がおっしゃってます。

 

P10をちょっと要約すると、

文字が生まれてからが「歴史」であって、それ以前は「歴史」ではない。

文字が使われ始めたことは、支配者と被支配者が生まれたこと。

(「愛から見る世界史」では違います)

こうおっしゃってます。

 

つまり、「支配者」がいて、「被支配者」がいることが歴史の「前提」になる、、ということ。

僕から見たら、だからこそヨーロッパが中心になるのです。

 

12世紀ルネサンスの章が、その岐路になってることに気づいて驚いたのです。

今回から数回、このお話をしたいと思います。

 

世界が一つの軸に支えられて、歴史が紡がれてることが少しずつ分かってきます。

世界史の勉強が少しずつ楽になってきます。(←僕基準)

 

 

 

 

目次

・歴史を学ぶ前に、前提を必ず確認する

・(前提1)単なる立場の違いに過ぎない

・(前提2)人間の本能を正しく把握する

・(前提3)当たり前のことを言われ続けたら

・(前提4)注目すべきは「被」支配者の方

・(前提5)人間の本性

・(前提6)彼女と仲良くする方法を忘れた

 

(前提7)以降は次回

 

 

 

歴史を学ぶ前に、前提を必ず確認する

 

幸せな家庭から見る歴史と、「俺様が一番!」という男性が描いた歴史、、

かなり違うのは当たり前。

 

立場の違いに過ぎないので、

ここで書くことは、議論の対象になりません。

 

また、前提に過ぎないので、

否定でも肯定でもなく、「確認」するだけのものになります。

 

例えば、東京からロサンゼルスまで船で行きたい、、

船酔いは大丈夫か?お金は?手続きは?かかる日数は?

 

目的は、ロサンゼルスで楽しむことであるのだけど、、

デカルトは言いました。

確信が持てるものだけで論理を組み立てる、、

 

船酔いは、、大丈夫そうだけど、心配だから、酔い止めを持っていこう。

お金は、、手続きは、、

そうだ!皆でやるべきことを分ければ早く終わる!

 

そうして、分業が生まれます。

酔い止めは、医者と薬屋、、お金は商売人、、手続きは公務員、、かかる日数はコンサルタントに分けよう。

その時のために、船を作らなきゃ、、船大工、、いや、これからは金属の時代だ、、

鉄鋼を作るために、まずは鉄鉱石を掘る人がいないと、、次に、溶鉱炉も必要だろうか、、

 

そうだ!

皆が仕事に集中してもらうために、飯屋も必要だし、野菜や穀物を作る人もいた方が良いに決まってる!

 

(女性)ねぇ、いつ出発できるの??

(男性)あれ?、、どこかに行きたいの?

 

デカルトは「気づかずに」女性性を置き去りにし、

その思想を、世の男性たちは受け容れて、、目的を忘れ、女性とのデートの約束まで忘却の彼方にしてしまいました、、

 

これが現代。

だから、目的とそのための「前提」を確認することは大切なのです。

歴史、つまり人類の動きを学ぶためには。

 

もちろん、「支配者の描く歴史」では必要ないけれど、学者や支配者が描きたいストーリーなので受験では丸暗記するしかなくなります。

 

これでは、統合失調症患者である僕は、合格の可能性が低くなるので、

支配者ではなく、当たり前の人間から見る世界史を描くのです。

 

 

 

 

(前提1)単なる立場の違いに過ぎない

 

「愛から見る世界史」と「支配者が描く歴史」の違い、、

それは、立場の違いです。

 

ただし、被支配者、奴隷を含めて支配される者が描く歴史も「支配者が描く歴史」です。

ここは注意してください。

 

 

 

外で威張る中年男性が自分を語る内容と、奥さんが語る夫の姿は、、違います。

もちろん、どちらも否定できません。

男性が自分をカッコ良く語ることは、大切なことです。

なぜなら、創造の能力に直結するから。

 

けれど、それは、あくまでも創造の場面に関係する時だけなんです。

だから、普段は、奥さんから見る姿を楽に受け容れることが大切になります。

 

けれど、「支配者が描く歴史」は、家庭から見た姿を否定しますよね。

単なるオヤジである自分を認められない。

 

家庭で、奥さんに文句を言われるのを我慢できない。

単なるオヤジである自分を認められないのは、精神的に問題があるのです。

 

そして、、

その全く同じ問題が「支配者」にもあります。

だから、日本を含めほぼ全ての国家で、政府の悪口は許されていません。

ここで言う「悪口」とは、いわゆる悪口でなく蛙化現象を引き起こすもの

 

これが、前提の一つ目。

 

 

 

 

(前提2)人間の本能を正しく把握する

 

前提の二つ目。

 

人間も動物です。

動物である以上、人類という種が存続するための能力は、生まれながらに組み込まれています。

 

生まれながらに組み込まれているのだから、、

存続していくことは、当たり前のことです。

当たり前なのだから、素直に存続していく流れを生み出すものが、、「まとも」なのです。

 

つまり、親兄弟で殺し合うこと、簡単に奥さんを裏切ることは、、「まとも」ではありません。

 

 

 

また、男女ともに浮気するのが、種の存続のために必要なこと、本能だ、、という主張があります。

けれど、それは、種の存続のためには下策です。

 

幼い子どもに聞いてみれば良いのです。

お母さんが笑顔を見せてくれない時、どれだけ落ち着かない気持ちになるのか。

 

母親と子どもが落ち着かない家庭では、当たり前ですが、父親も落ち着くことはできません。

落ち着かなければ、実力が出せる訳がないじゃないですか。

 

つまり、、

本当の本能とは、夫は妻を大事にすること。

 

原始時代、、

幸せな家庭が世界を席巻していたのです。

 

これが、前提の二つ目です。

 

 

 

 

(前提3)当たり前のことを言われ続けたら

 

十戒という戒めがあります。

モーセが神から与えられたとユダヤ教の聖書にあります。

 

あなたの両親を敬え。

人を殺すな。

盗むな。

 

キリスト教会が言います。

隣人を愛せ。

 

 

 

当たり前でしょ?

人として当たり前のことで、わざわざ言われることではありません。

 

日本人にとっては当たり前のことで、それをもって、日本人は特別なんだ、、という主張がありますけど、

日本人にとって、、ではなく、人間にとって当たり前なので、別に日本人が特別な訳ではありません。

 

話が逸れました、、

 

 

 

問題は、当たり前のことを上から目線で命令され続けること、、

考えてみてください。

子どもが当たり前のように、自主的に部屋で勉強してます。

そこに、現実を見ない親がドアを開けて入ってくる。

 

そして言うわけです。

「勉強しろ!先生の言うことを聞け!友達に負けるな!けれど、内申点を良くする(天国に行く)ために、気に入らない友達を愛せ!」

 

毎日毎日、、

 

子どもは、どうなると思いますか?

小学校、中学、高校、大学、、

 

成長するに従って、

気力がなくなり勉強しなくなる、、そう思いませんか?

そして、言われれば言われるほど思考力は下がる、、

ですよね?

 

もしくは、狂信的になってしまう、、

だから、新約聖書にあるように、ユダヤ人はたかが浮気をしただけの女性に石を投げて殺しています、、

 

これが、前提の三つ目。

 

 

 

 

(前提4)注目すべきは「被」支配者の方

 

平和だった人類に、ある時、支配者が現れます。

支配者は教科書でも学ぶように、親兄弟で簡単に殺し合うので、まともでないのは誰の目にも明らかです。

 

問題は、被支配者の方です。

 

 

 

二つ目の前提にあったように、

本能とは、素直に出せば人類が存続していくもの。

 

支配者が命じたからと言って、

喜んで可愛い息子の命を差し出す、、訳がありません。

支配者が望んだから、、と言って、可愛い娘を喜んで差し出す訳がないじゃないですか。

 

にもかかわらず、被支配者が生まれた。

 

 

 

仮に、、

今のあなたが、可愛い娘&息子を喜んで差し出すようになる、、場合を考えてみてください。

どうすれば、そんな酷い親になりますか?

 

立場的に困ったとき、、は違います。

困った時は、喜んで、、という条件を満たしてません。

 

気が狂ってしまった、、?

そうかもしれないけれど、気が狂った場合、社会そのものが存続できなくなっていくから除外。

 

時々、日本でもニュースになります。

暗示かけられて洗脳された、、場合。

刀狩りのブログを書いた時に指摘したことも、洗脳の一種ですね。

子どもが、農業に忌避感を感じてしまうので。

 

 

 

普通、親は可愛い子どもを赤の他人に差し出しません。

けれど、いつの間にかあっさり差し出すようになった、、

洗脳というのは気づきにくい、、ということ。

 

 

これが、前提の四つ目。

 

 

 

(前提5)人間の本性

 

人類の本性。

 

人間は、人を傷つけることも愛することもできます。

だから、人間の本性として愛&悪は選べません。

 

性欲、睡眠欲、食欲、、を満たすだけの存在でしょうか?

いいえ、それだけでは鬱になります。

ですから、本性ではありません。

 

もちろん、金銭欲も違います。

金銭は、人間が生まれたはるか後で作られたからです。

 

さて、、

人間の本性とは?

人類が生まれたと同時に存在し、

意識的にすれば、鬱にならない、

そして、それを選ばない、、という選択肢のないもの。(愛&悪のような選択肢がない)

 

それは、「創造」です。

これが、前提の五つ目。

 

 

 

(前提6)彼女と仲良くする方法を忘れた

 

10代の恋愛で、、

下手な大人の言葉を聞かなければ、、

10代男子は、女子と身体の関係を持つことは、、不可能です。

(見つめ合ったり軽く触れあうことは、可能で自然な振る舞い)

 

本能がそうなっています。

 

だから、女子といい雰囲気になった時に、どうして良いか分からないのです。

 

種の存続のためのものが本能だ、、と言うのなら、

ちゃんと赤ちゃんを創るまでできるはずだし、、家庭を創る、、までできるはず。

 

けれど、できない。

他の動物はできるのに。

 

つまり、人間にとってそれは本能ではない、、ということ。

 

赤ちゃんを創ることは、多くの人が自然に願うこと。

だから、赤ちゃんを創るのは本能とは違う、つまり「意図的」なものが必要だということ。

 

赤ちゃんを創り、子どもに幸せになってほしい、、

そして、幸せな家庭を創りたい、、

 

本能以外のものが必要だ、、と分かって、考えただろうか、、

 

 

 

 

大好きな女性と結ばれるためには、強い「気持ち」が入る。

その「気持ち」がなければ、結ばれることはない、、男性なら誰でも分かること。

 

その「気持ち」、本能ではない。

つまり、性欲では、ない。

 

性欲で結ばれてしまったら、必ず失敗する。

だから、20代の恋愛で上手くいく人は信じられないほど少ない。(←僕基準)

 

これが、前提の六つ目になります。

 

 

 

違う立場の話をするので、確認する前提が多いですね。

次回、残りいくつかになります。

 

今日も読んでくださって、感謝です。