'14星バウ「アルカサル~王城」

風ちゃんがヒロインのこの作品☆

スカステで放映されると知り、
DVD発売されない作品なので、
厚かましく
Y様にダビングをお願い致しましたら、
快く承諾くださり、
さっそく送ってくださいました。

本当に感謝でいっぱいです。
ありがとうございました。{12CD1578-4A77-475E-9432-B34D6DA9027A:01}
観劇時は、かなり期待して、
コミックも全巻読み、
頭の中は、
アルカサルの世界のまま観劇したこの作品…

その時の



見たときの感想と同じ視点で見ると
もったいないので、
コミックのことを頭の片隅に追いやり、
フラットな気持ちで
見始めました。

が、しかし
滑舌の問題と
感情の表し方に
麻央くんは課題がいっぱい。

やはり 辛口っ(;^ω^A
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ダブル主演とはいえ
主演ですからね。

なのに、
この役にかけるギラギラ感が
ないんですわ。


一方 十碧くんは、
コミックの2巻までしか
芝居になっていないのに、
もし続編が出来るなら、
妹との禁断の愛を演じたいと言葉にされたほど、
この役自体にのめり込んでいるのが分かり、
それだけで 迫力が違います。

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ま、脚本もエンリケのほうが
理解しやすく書かれていました。


というか、
やはり なぜ
ペデロが主役なのに、
主役がイキイキとした作品になっていないのか。

物語は、
野心に目覚め始めたペデロの内面の成長…
つまり
ようやく ペデロがペデロとなったところで幕…
そして、慌てて恋愛要素も入れてみた、そんな感じね。


長編コミックの2巻だけを
まとめたところで、
なんのこっちゃー、ですから、


この作品の問題はやはり脚本で、
アルカサルの登場人物を
オリジナルストーリーで
まとめる…そんな具合いにすればよかったのではないかな。

やはり、そんな結論…


風ちゃんは、
ひたむきにペデロを愛する女神でした。
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ペデロは 後半に何度も
「お前には、私の愛を形にする何かを必ず与えよう」と言うんですが、
コミックを読んだ者には、
それが 城であったり、結婚という形であったり、だろうなと分かるのですが、
きっと読んでいない人には、
ペデロは何が言いたいの!?と
感じてしまうのです。

いや 脚本もいけないけれど、

麻央くんが
この行間も空間もありすぎるこの台詞を
ペデロとして 発せれていないからかもしれない。

上演されていた時に
たくさんの方がおっしゃっていた
脚本や暗転や、説明の多さの問題を

私はコミックを読んだ後だったために、
観劇した時にはそうひどく感じなかったのですが、
こうして 時間を経て
見ましたら、

この題材を 何故こんな風に…してしまったのか、
原作がもったいないなー。

もっと 魅せれたのではないか、

原作にある登場人物の魅力が
きちんと書かれていない脚本に、

もー、 ほんまに、原作がもったいないわー。

そんな気持ちになりました。


それか、2巻ずつでいいから、
ペデロが死ぬまでの生き様を
ゆっくりと各組 バトン式でも構わないから、
バウで続編してくれないかなー。


ペデロもエンリケもファドリケも、
それぞれ 男役の醍醐味が詰まった個性がありますから。

各組バトンでアルカサル!
無理かなー。
無理だよねー。
面白いと思うけど、
客は飽きちゃうか。
無理かー。


主題歌の「王になれ~!王であれ~!」が耳から離れません。

なんやかんや言ってますが、
この作品 とても好きなので、
ちょっぴりエンドレスです( ´艸`)