徒然にひとりごと
とある物語 第七章
物語7
ディルは、また、その男と会っていた。
「なんて、素晴らしいんだ!
生命の誕生に携わるなんて、
ディル!君は凄いよ!
この惑星…いや宇宙の命を司っているんだね。
そんな人に出会えるなんて!」
そう言って、その男は、ディルを褒めちぎった。
そして、その男は、その鋭い目をギョロリと動かして
「そうすると、次に誕生する卵と配置する惑星もディルが決められるんだね」
と言った。
物語8
ある日、ザギの弟子であるディルが、卵のある聖域に侵入して来た。
世の中、規律ばかりではないと思っていたし、自分は、どうであれうまくやっていけると考えていた。
だから…この聖域にやってきて…
ただ…自分の力を試してみたかった。
ディルは、この聖域から、2つの卵を盗んだのだ。
そして、2つの卵を持って、船に乗っていた。
…………
続きます。
では、また🖐
📝🍵