【自己紹介②】好きな仕事を諦め、オタク活動に熱中する

占いで才能を知り、

仕事運と金運を上げて

人生をグレードアップさせる　

仕事・才能・天職専門占い師　

水瀬きこ

↓前回の自己紹介①の記事はこちら

『【自己紹介①】履歴書に14歳と書いても採用された、私最高！時代』占いで才能を知り、仕事運と金運を上げて人生をグレードアップさせる　仕事・才能・天職専門占い師　水瀬きこずっと前に書いたプロフィール記事。再アップします…

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では本日は、

プロフィール記事その②

★

好きな仕事を諦め、オタク活動に熱中する

夫の転勤で、
大好きだった化粧品企画を、
辞めなければならなくなった私。

引越先でも、
同じ化粧品企画の仕事に就いたのですが
数年で、また転勤を繰り返すことになります。

そして、30代前半
最終面接で、

「最終確認ですが、
もう、転勤はないですよね？」

と言われた言葉で、
私は、自分の好きな仕事を、
諦めることになったのです。

商品企画は、
製品が世に出るまでに、
少なくとも1年、
長いと何年もかかる仕事です。

２～３年で転勤になったら、
商品を完成させることなく、
辞めなくちゃいけない。

「それでもいい」

と割り切ることは、
私には出来ませんでした。

自分の手掛けた商品が、
世に出ていく瞬間の喜びのために、
商品企画をしていたようなものでしたし、

人事採用の経験で
一人を採用教育するための、
経費と時間の大きさを、
熟知していたからです。

自分の意思とは違うところで、
自分の人生が動かされていく。

それまで、
仕事で泣いたことなんて、
一度もなかったのに、
この時、人生で初めて、
仕事のことで泣きました。

夫との結婚を決めたのも、
引越を決めたのも、
自分で決めたことだから、
もちろん自己責任だけど、
悔しかったんです。

夫といるのは楽しいし
好きだけど、
彼と一緒にいる限り、
本当にやりたいことを、
諦めなきゃいけない。

それは、自分最高！
私なら、なんだってできる、
妙な自信があったはずの
私とは真逆の

「家族の転勤だけは、
私にはどうしようもない。」

そう思った、出来事でした。

なぜあの時、
個人で仕事をすることを
思いつかなかったのか、
と思うのですが、

それは恐らく私が、

「会社で働くことが楽しい」

そう、心から思っていた
からだと思います。

しかし、落ち込んだり、
仕事で失敗したりしても、

どうリカバリーするか、
ばかり考えていた私は、
切り替えだけは早い。

その後、
仕事選びの最優先事項は、

「いつ、転勤になっても、
すぐに辞められること」

に変わりました。

いつ仕事を辞めても、

次にまたどこでも

雇ってもらえるように、

どの会社でも、吸収できることは、
全部自分のものにしてやる！
という気持ちで、

仕事のスタイルを変えたんです。

転職が多いと、
当然不利なことは多いですが、
有利なこともあります。

国内国外、大手や中小企業、
ありとあらゆる業界で、
経験を積むことができましたし、　

　
どの会社でも、
通用するものは何なのか、
知ることができました。

幸か不幸か、

モンスター上司が
激しくモンスター

だったおかげで、

どんな嫌な

上司や同僚に当たっても、
「ヤツに比べたら可愛いもんだ」
と、平気でしたし、

家も仕事も職場も

2年も経つと、新しいところに

変わりたくなる私は、

むしろ絶好の環境だった

とも言えます。

その結果、
どの会社に行ってもすぐに、
「何年も前から、いるみたい」
と言われるぐらい、

適応能力抜群になって行ったんです。

仕事の夢も
なんだかんだで次々
叶いました。

初めて転職を考えた時の、
憧れのゲーム会社で勤務し
ゲームのエンドロールに
名前が載ったり、

派遣では無理だと思った
超大手の新卒採用の業務委託の、
リーダーとして社内だけでなく、
5社を束ねる仕事をさせてもらえたり。

いちばん好きな仕事ではなくても
仕事は楽しかったし、
充実していたと思います。

だけど、認められて、
「社員に」と声がかかっても、
また転勤になってしまう。
その繰り返しでした。

熱中型の私は、
「やりたいこと」ができないと、
エネルギーがありあまっちゃう。
　

仕事はがんばっても、
最後には転勤で
やめなきゃいけないし、

趣味も、
夫の機嫌が悪くなるので、
海外旅行は一人で行けないし、
遠征ライブも日帰りのみ。

仕事も好きなことも、
思いっきりできなくて、
ストレスがたまるわけです。

そこで、
のめり込んだのが、
アイドルオタクブログでした。

　
中学からずっと、
ミュージシャンを追いかけ、
20代前半で

韓国アイドルにハマり、

人生の、いつの時代でも、
「推し」がいなかった時はない、
オタク気質の私。

ジャニーズ沼に落ちたのは、
20代後半の遅咲きでしたが、
その沼がとんでもなかった！

遠征に行くのは怒られるけど、
家でできることなら、
文句は言われないだろうと、

毎日のように、オタクブログで、
暑苦しい萌えを量産し、
コンサートレポは
40000文字を超える超大作。
気づけば徹夜もしばしば。

全エネルギーを、
そこに突っ込んだ勢いだったので、
テンションと熱量はハンパなく、

アイドルブログランキング上位を常にキープし、
オフ会ではプレゼント責めにあい、
それに応えて、またせっせと、
記事を量産する毎日。

寝食を忘れた、熱狂ぶりは
本当にすさまじかったと、
自分でも思います。

そのうち、少しずつ、
夫との関係が
変わっていきました。

夫はどんどん昇進と昇給
私は給与も安くキャリアも積めない

夫も昔は、
オタ活にも理解があり、
「趣味があるのはいいね」
と言ってくれていたのに、

派遣で働きながら、
オタ活に夢中になっている私には、

「社会人なんだから、

趣味で徹夜なんでするのはおかしい」

「アイドルなんかより、

俺を大事にしろ」

と怒られるように

なってしまいました。

私は、それが、
不思議で仕方ありませんでした。

もともと結婚する前から、
夫より、趣味やオタ活優先で、
海外旅行にも、遠征ライブにも、
思う存分、行っていた私。

それができないから、
毎日きちんと働いた上で、
できる範囲のオタ活に、
夢中になっているのに、

なぜ、怒られるんだろう。

夫を大事にしているからこそ、
仕事も友達も全部総とっかえで、
引越しを繰り返しているのに、

どうして

理解してもらえないんだろう。

だけど、

「趣味ぐらい、
好きにさせてくれてもいいのに」

と夫に言うことは、
できなくなっていましたし、
何度も何度も怒られるうちに、
自分で分からなくなって来たんです。

夫の言うことは分かる。

趣味で徹夜して、

その状態で仕事に行くのは、
健康のためには、確かに、
よくないかもしれない。

だけど、私には、
ほどほどができない。

夢中になったら、
寝るのなんて忘れちゃうのに、
みんなは、そうじゃないのかな？

どうして私は、
それが出来ないんだろう。

少し反省して、
ちょっとオタ活を我慢しても、
また、熱中すると、
忘れちゃって、怒られる。
その繰り返しでした。

その頃には、

昔のように

「これが私なんだ！なにが悪い！」

と自分を主張することも
自分の気持ちを

最優先することも
できなくなっていたのに、

それにすら、
気がつけないほどでした。

その根底にあったのは、

「私はきちんと働けていない」
　

という気持ち。

責任もお給料も、
20代の頃より低い。

夫がどんどん出世していくのに、
自分はずっとキャリアも積めず、
転職ばかり繰り返して、
できる範囲のことを
必死にこなしているだけ。

その状況を作ったのは、
夫の転勤でしたし、
毎日フルタイム＋残業で
家事も全部私がしていたのに、

　
それでも「働けていない」
そう思っていたんです。

その気持ちが、
夫の望みに合わせようとしても、
それが上手くできない自分を、
どんどん否定して、
夫に言いたいことを言えず、

その歪みから、
より趣味にハマって悪循環、
を生み出していたんだと思います。

今から思うと、

めっちゃ働いて、
めっちゃ家事して
引越も全部私一人だけでやって、
自分のやりたいこと、
超我慢してたのに！

です。