コスプレ、いいな……
いつか友達と行った洞爺湖でのコスプレイベントを、ふと思い出す。
「いいなあ~~~楽しそう」
「え、推しがいる!!?!?!ここは天国か?」
「ありがたすぎる……(合掌)」
「すげー!オタクしかいない……!!」
知らない人ばかりなのに謎の安心感。
ツイッターのTLを除いているかのような気持ち。
行く前は「え、どうなんだろ、私コスプレしないけど楽しめるかな」
なんて考えていたけど、そんのものは杞憂に終わった。
好きを全身で表現する人たちに感動した。
「たまらん」という気持ちでいっぱいになった。
別に自分がオタクであることを隠してはいなかったけど
どこか別に自慢するもんじゃないし……
と負い目のようなものを感じていた私にとってはかなり衝撃的だった。
異世界転生したのかと思った。
それくらい現実離れしたところだった。
イベントに参加している人たちは
どうぶつの森の住民みたいにパアア~っと好きがあふれていた。
しかも、周りの目線を気にすることなく(マナーはしっかり守ってた)
ポーズをきめたり、写真を撮ったり、推し語りしたり。
素直に各々自分の好きを楽しんでいる。
私も隣にいる小さなアズール(友達)の写真を撮ったり、
豆イベのジャミルやボンちゃん、サボに会えたり……(嬉)
オタ芸してる夏油傑がいたり、ジョセフとシーザーが踊ってたり……(狂)
とにかく胸からキラキラしたものがあふれる感じが幸せだった。
イベントが終わった後も何回も思い出しては
「楽しかったな~また行きたいな~」とか
果てには「コスプレしてみたいな~」なんて気持ちが出てきた。
それと、これは思わぬ副産物で
「なんかこうワア~っと全力で趣味楽しめるのって素敵だな」って。
今まで自分にブロックをかけていたのかもなって気づくことができた。
なんとなく大手を振って好きなものを好き!と言えなかったなって。
コスプレってすごい(小並感)
やはり趣味に全力なオタクのエネルギーは健康にいい
特別誰かになにか諭されたわけではないんだけど
趣味を通して学べることもあるんだなあ……と。
これまでは色々QOL上げようと色んな本を読んでいたけど
百聞は一見に如かずってまさにこのことだな、と身をもって体験できた。
勝手に、オタクは世間サマから抑圧されている存在だと思い込んでた。
それに私は腐女子だから表には出てはいけない……ジメジメしたところにいるべきだ……みたいな考えもあって。
生きてきた環境の影響もあるかもしれないけど。
現実は全くそんなことなかった。世界はやさしい。
というかみんな自分が楽しむことに全力だから他の人がどう、とか興味がないのかも?寛容なだけ?
まあ、腐っていようがいまいが、自分なりに純粋に楽しんだらいいんだな~
気づかせてくれてありがとう世界。
次イベントに参加する時はもっと楽しめるように
自分でもコスプレにチャレンジしてみようかな
レイトン、ワンピ学園エース、サボ、ラクス……とか色々妄想してしまう。
はあ~~SEEDの映画楽しみだな~~~。
妄想って本当にたのしい
当日駐車場探すの大変だったからホテル取ってから行こう。
イベントに参加したことがない方はぜひ……!
すごいですよ、ほんとに……!
ただボーっと道行く人たちを眺めるだけでもハッピーになれます。
私の場合ですが、コスプレの知識ゼロでも、コスプレしなくても、狂うほど楽しめました。
独自のマナーとかあるのかな!?って不安になるかもしれませんが、
人間として最低限のマナーを守って、迷惑行為さえしなければ大丈夫でしたよ。
感覚的には、お祭りに参加するのと同じかなあと。
素敵な浴衣来てる人に無断で写真撮ってネットにあげたり、無理強いはしないですよね。
そんな感じです。
とは言いつつ
私もコスプレに関しては無知に等しいので、色々調べてみます
コスイベは北海道だと洞爺湖の他にも函館でやっているらしい……気になる……
今回は最後までお付き合いいただき、ありがとうございました
それではまた