賢治の好みは肉食だったようです。
〜けれどあの殺された時の叫び声を思うと、とてもかわいそうで食べる気にはなれません。〜佐藤隆房著「宮沢賢治」より
盛岡高等農林学校生の時の、
解体実験の解剖した時の経験から、
殺される動物の痛みを感じたものから菜食になったようです。
菜食者と肉食者が議論を重ねる様を描いた「ビヂテリアン大祭」では
〜寧ろ清らかな透明なかぎりのない愉快と安静とか菜食にある〜
と菜食の清らかさを強調してます。
我が家も手作りの菜食メニューが並ぶのですが、
とても家族の心がおだやかで話も弾むし、
素直になれる。
賢治の言う清らかな瞬間を味わいつつ、
感謝も出来るようになって来たことから
やはり食は「霊性」に繋がると確信してます
今日、頂いたランチは「蒲焼き丼」
レンコンを擦って豆腐と合わせて揚げたものと思われるが…
これが私には難しくて
それでも作った時は「美味しい」と息子が食べてくれるので嬉しい
清らかで愉快なお野菜だけの食卓を
一週間にたった一回でも、挑戦してみてください
是非、オススメです