人間と人間が繋がる何かなんて

やっぱりどう考えてもクリアにはわからないけれど


どんな出会いも何かの意味があると思うことが意味を作り

遠回りしてもいいじゃないという弛みの中で

遠回りする意味が生まれ

胸に沸き起こる「なぜ」の棚卸に向かえる



誰が何て言おうと

どんな証拠文献に否定されようと

この私が遠回りして見つけた

些細な「なぜ」の数々の答えが

今の私を作り上げて

この文章を書かせている



感情は変わる

関係は変わる


全ては一定ではないから


裏を読むことをほどほどにして

心地よい関係かどうかに集中して

自分の感情に耳をすませる



その中で私の出した決断が

極端かどうかなんて

その時点では

案外わからないものだから


その時点での最善と信じるしかないではないか



私の選んだ選択には

きっと後悔も過ちも許容のなさも含まれるが

この時点での私の決断はつまり私自身だから



軌道修正する弛みを

そこに含みながら




月経血が流れ思う


生まれ変わりを待つ



早く流れて


私はまた胎盤を再生する



私の意志とは


遠いところで



どくどくと流れる


月経血



この月経血が


流れきったら



私はこの思いを


捨てる勇気を持つだろう



まるで涙のように


流れでる血の塊を



愛おしく見つめながら


この思いを捨てるだろう



その為の


月経





少し傾いていたりするから
真っ直ぐがわかったりする

そんなスピードで

それでいい



弱くなる時だってある
潮の満ち干き
月の満ち欠け



誰かのせいにしたって
誰かのせいにしたことに
いつか気付けばいいんだよね



そんな自分を
恥ずかしく思うこと
厚顔無恥な被害者ヅラしたこと
いつか思い出したら



無いものばかりを数える自分に
ほとほと嫌気がさしたら



今ココにある
目に見えない大切なものに
ちゃんとありがとうが言える

きっと言える



きっと言えるって
信じきることか
一番大切だったって気付く



中途半端じゃなく
信じきるってことが

どれだけ大事か
わかっただけで


幸せと思えるじゃない




正しさは自分の中にあるけれど
真実は一つだろ


そういったものを
疑い始めちゃキリがないんだ


真実は一つだけど
どうやったってたどり着けないし
たどり着いちゃいけない真実もあると思うから



だけど酷く苦しいのは
紛れも無く自分に起こる真実で

台風が過ぎるのを待つみたいに
胸あたりを掴んでじっと息を止める




いい風に考えればいいさ
心のどこかがそう言う

そんなのはただの現実逃避さ
違う心のどこかが言う



自分の中にある正しさで
一方的に裁いてみようか
有無を言わせないジャッジ



でもそこには真実も信頼も無いから


だけどこんな風に悶える私という真実



洗濯物を干す手を
一瞬止めて

ちょっと憂いて
それでもしっかりと立って

流れる涙を放ったまま
作業を繰り返す



信じるということも
この洗濯物を干すようなことと同じだ

多分