黒川伊保子さんの
『夫婦脳』
という本をご存知ですか?
時折、ママ&ベビーヨガのレッスン前に内容を紹介すると、
”あ~、わかる、わかる”というような
賛同の声が聞こえてきます。
その本の内容を幾つか抜粋してご紹介しますね。
女性と男性は右脳と左脳を結ぶパイプの太さが違うので、
そこから様々な男女差がうまれる。
女性脳は、一度にたくさんの情報をなめるように収集し、
言葉を重視し、時間軸が曖昧で、共感を心のよりどころにしている。
男性脳は、空間把握能力に長けており、地図が読め、
序列を大切にし、話の結論から述べて、競争が大好き。
そして、女性は過程を大事にするが、
男性は目的、ゴールを大事にする。
また、世の夫(男性)、妻(女性)に対して
作者は夫婦脳を解析した上で、それぞれにやさしく語りかけている。
例えば、まず夫(男性)に対して。
『キレて、なじる女性達は、傷ついてる』
例えば、
「話を聞いていない!」となじる彼女のの中には「絶望の種」があるのだ。
「この人は、私のことなどもうどうでもいいと思っているのに違いない」
という根源的な絶望。
男たちは、この「絶望の種」を育ててはいけない。
キレた彼女の後ろには「絶望の種」が必ずあるのである。
なので、対処法はただひとつ。
「君を傷つけているの?申し訳ない事をしたね』
と、その傷にやさしく触れて、真摯に癒す事だ。
また、妻(女性)に対しては
『男の子の兄弟間では、食事を出す順番をまちがうな』
という。
そして、夫を”スーパー長男”と名付け、
夫→長男→次男の順は必須。
「男が家族の為に、がんばる気持ちを失う瞬間」
のトップに、
『大皿に残骸のように残された自分のおかずを見た時』
というのがある。
また、夫が定年退職し、家にいるようになったときの妻のストレスの第1位は、
出かける時に
「どこに行くんだ?何時に帰る?俺の昼飯は?」
と聞かれることだという。
これは、先の見えない事態に不安を感じる男性脳が、
予定を確認したいだけ。
妻の方は、外出を責められているような気になり、
籠の鳥になったような息苦しさを覚えしまうのである。
いかがでしょうか。
先日、この本を紹介したレッスン後、生徒さんに
”先生は、なぜその本を買おうと思ったのですか?”
と聞かれました。
なんででしょ~^^
将来のため?
もしくは、レッスンで自分の経験談を話せない代わりに、
役立つかなと思ったからかな?
実際、結婚していなくても、
男女の違いがわかりやすく書いていて面白いです。
ママ達だけでなく、
旦那さんにも読んでもらうと
さらにいい関係になるとと思います