ウェルネスグルーマーJJです

 

今回は、前回書いたオーナートリマー向けの記事に対しての付け足しで、トリマーとして大事なことです。

 

一日の予約頭数をこなさない運営スタイルでサロンを成長発展させていくことは非常に戦略的な考えが求められます。とにかく頭を使います。(365日考えているような状態だから、ひとりで無心になれる時間を意図的につくることが必要なの)。また、運営上のリスクは非常に高く、トリマー自身のスキル向上も必要です。そのリスクを理解して克服するための「区別」を身につければ、飼い主さんとじっくり話をして犬のことを考えるための時間を作れます。あなたが担当する犬は、飼い主さんからしたらたったひとりのコです。唯一無二の存在です。

 

 

トリマーの仕事は、飼い主さんからカットの要望を聞いて単に毛を洗って切るだけではありません。

 

根本にあるものは

 

●トリマーとしての経験値と実体験に基づく知識を活かし犬の生活の質を高めること(具体的なことは長すぎて書けないので端折ります)

 

●シニア期に向けた犬の体つくりや生活準備のアドバイスの提供(他の犬の専門家との協力が大事)

 

●飼い主さんから相談を受けた時に「トリマーとしてできることはないか」と一緒に犬の健康や日々の快適さを考えていくこと

 

100頭担当していたら100通りの答えがあるのがこの仕事です。

大事なことは、あなたが「何を選ぶか」です。

言い換えれば、重点をどこにおくか。

 

そこから分岐し、選択肢(自分ができること)広がっていきます。それに伴って問題点も数えきれないほど出現してきますが、それを解決していくことに勤しむのも一つの味わいでもあり、技術と感性の成長につながるとJJは経験から思います。問題が生じずに平坦な道でスーッとアップトレンドに乗れるのが1番楽ですけど、現実はそうはいかず、何事も紆余曲折の軌道修正のジグザグを経て進んでいくものですよね。

 

犬とのアイコンタクトを通じて「いまの表情いいじゃん」「このコは何を考えているんだろうか」と施術中に犬のことを思えるなら、まだやれるはずだと思いますよ。それとは反対に施術中「犬とアイコンタクトしている余裕なんてない」というのであれば疲れている証拠ですから休養したほうがいいんじゃないかなって思います。