書きためていたもの第二弾です。
そして初めてFB連帯するかもしれない投稿です。
手に汗!
『あやしうらめしあなかなし』
浅田次郎
浅田先生は、
京極夏彦と違って、
怪もあっさりと
そして悲しい話が多いですね。
なんとなく、
夏目漱石の
『夢十夜』を思い出すような
不思議な短編集です。
これを読んで出勤していると
もしかしてこんな私の前世は
真っ白なユリの花で
あの人(誰)が百回目覚めるのを
待ってるのかも、
なんて、軽くトリップできる所が
かなり重宝します。
それでもやっぱり
浅田先生には
『プリズンホテル』のような
任侠物を
これからも書いていっていただきたいと
思いました。