『海賊と呼ばれた男上・下』をヨムヨム | moroのほぼ活字ブログ

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活字中毒の、ほぼ活字についてのブログ。活字中毒ですが、誤字脱字多めのユルブログです。柔らかくお付き合いください。

みなさん、

『探偵ナイトスクープ』

はご覧になりますか?

私は大阪出身なので

ナイトスクープへの愛は

北海道の方が水曜どうでしょうを愛するが如く

関西圏の方にしかわからない異常なものがあります。

その愛してやまない

ナイトスクープの構成作家

百田尚樹さんが書いた小説です。


『海賊と呼ばれた男上・下』

この前、本屋大賞をとり、

なぜか私も鼻が高いです。


出光興産創業者の

出光佐三をモデルに、

国岡鐵造という男の凄まじい生涯を綴った大作ですが、

私はこの時代の物語が

どうしても

ニガテです。

それでも、

読みやすく、最後には大粒の涙をこぼしましたが、

明治中期から
昭和の話は、

私が苦手な

『日本』というものが

濃厚に漂っていて

読み終えたあと、

何とも言えない気持ちになります。

同じストーリーを、

そのまま三国志演義の舞台や

ギリギリ幕末の舞台にあてこむと

とても楽しく読めるのですが。

現代に近づくにつれて、

ファンタジーとして捉えられなくなるからかな。


とはいえ

作家の百田さんは

超低予算で

超高視聴率の

怪物番組を作られているので

存在そのものがファンタジーです。

らぶ。