2014年6月にお友達とプチ鎌倉散策してきました。今回はあじさい寺ではなく、美しい竹を見に行こうということになり、報国寺を訪れてみました。
鎌倉駅到着後すぐにバスに乗り込み浄妙寺バス下車で徒歩3分 ほどです。バスに乗っているのは10分足らずですぐ着きました。
遅めに鎌倉着だったので、すぐに調べておいたお店で先にランチ。
フレンチカフェセゾンさん。 レポは、こちら です。
おなかがいっぱいになったところで、さっそく報国寺へ向かいます。ここからすぐです。入り口に到着しました。けっこうところどころにアサガオが咲いていて、きれいでした!
報国寺は、足利尊氏の祖父である足利家時が開基、夢想国師の兄弟子、天岸慧広(てんがんえこう:仏乗禅師)の開山と言われているそうです。
1439年に起きた永享の乱で関東公方・足利持氏は敗退し、自刃しますが、その子足利義久は14歳でこの報国寺で自刃したそうです。そんな悲劇のお寺でもあるのですね。
さっそく200円を払って、寺内に入ります。
報国寺は、別名竹寺とも言われ、なんと1000本を超える孟宗竹のお庭がとても素晴らしく名高いのです。すごい竹藪です。ちょうど運よく日がさっと差し込み、芸術的な風景になりました。圧巻ですね。
カメラでは収まらないくらい上までそびえたっています。いったい何年かかっているのでしょう。入り口で200円参拝料込の500円を払えば、奥の境内裏にある休耕庵跡でお茶がいただけます。壮大な竹藪を眺めながらのひとときは素晴らしい時間になるでしょう。
がしかし、私たちは時間がないので次へ急ぎます、残念。
竹藪を進んでいくと、奥にこんな矢倉があります。ここには足利家時と、ここで自刃された足利義久の墓が安置されているそうです。奥へは進めず、ここから見るだけです。
お寺の前もとてもきれいです。小さくてコンパクトなお寺という印象を受けます。
竹藪の入り口付近には、こんな小さなたけのこちゃんがにょきっと出てますね。なんか癒されます~(*^.^*)
ところどころこんな曲がりくねった枝に遭遇します。お寺の長い歴史を感じますね。
報国寺の竹の庭、とっても良かったです。また来てみたいな。その時は、ぜひお茶をいただきたいですね!
さて、バスまでほんのちょっと時間があったので、すぐ近くにあるお寺の入り口だけ行ってみました。
浄妙寺は、源頼朝の忠臣で豪勇であった足利義兼が開創し、もとは極楽寺だったそうです。足利義満が五山の制を定めた頃には境内に23の塔頭を擁す大寺院だったそうで、鎌倉五山の第五位というなかなかのお寺です。
境内には、ネコちゃんがいたり、洋風のレストランがあったりと、なかなか見ごたえがありそうですが、時間がないのでパスです、残念。