「村山さーん、村山美貴さん、お入り下さい。」
『キタァァァァァァーーーーー』
1時間程待っていたので、無駄にテンション
高く(ぇ?!)診察室に入るわたし。
ニコニコほんわか優しい笑顔の先生を勝手に
想像してたけど、割とクールでドライな印象。
問診票やリスクチェックにサクッと目を通し、
目を合わせないまま、診察台に促されます。
そ、そうよね、命を扱う現場にいる先生だものね、クールでドライも必要よ!・・・と、自分に
言い聞かせ、診察台でスタンバイ。
『あー、赤ちゃん、ちゃんと成長してますね。
今、2.5cmくらいです。』
(※実際は、エコー画像を見ながらお話してます)
『ふわぁぁぁぁーーーースゴイ!可愛い♡』
ふと、映像に映る、丸いものが気になり先生
に尋ねてみうると、栄養袋だということで、
一安心。
そしていよいよ先生からのお話の時間。
先生:『リスクチェック、7点ですねぇ…。』
と渋い表情の先生。
私 :『はい♪』←チェック3つで優秀でしょ?な私
先生:『7点以上の場合、ほとんどが、途中で
大きな病院に移動してもらうことになります』
私 :『はぁ。』←まだピンとこず、ヒトゴトな私
先生:『早産や緊急の帝王切開になった場合、
うちでは対処出来ないんです。あと、産前産後
は原則3日間しか入院出来ませんので、出産前
に何かあってもうちでは入院して頂けません』
私 :『…えと、でも、健康で順調にいけば、
こちらで出産することは可能なんですよね?』
先生:(話聞いてましたか?!バリの表情で)
『ですから、ほとんどが途中で病院を変わって
頂くことになるんです。ここらへんだと一番
大きいのは◯◯◯兵庫県病院なので、紹介状
書いておきましょうか?』
私 :『・・・!?』
先生:『何か問題でも??』
私 :『え?いや、あの…ここで産むことしか
考えてなかったので、急に言われてもその病院
の情報も分かりませんし…』
先生:『そうですか。では、ご主人、ご両親に
も相談してみて下さい。ほぼ確実に、大きい
病院を薦められると思いますよ。』
私 :『…………。』
私が考えていた以上に、現実は厳しいと突き
つけられた瞬間でした。
つづく。。。
書いてて切ない気持ちが蘇ってきたので、今食べたい気分
のイカの画像で、テンション上げる作戦(笑)
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