一番楽しかったのは、中学校の文化部(美術部)だったかなと思います。
私のオタクが形成された青春の土台でした。
絵を描くのも勿論楽しかったです。
狂った先輩たちの話を聴くのも好きでした。知らないキャラがいっぱいいたもんです。
でも、そのキャラを知ることが出来る時間もありました。
1週間に一度、科学部と一緒にパソコン室で色々調べることが出来たのです。
でも、そもそも私はローマ字が苦手で機械音痴。
パソコンの日は椅子をつなげてベットにして寝ていました。
机の中に潜り込んで、椅子に顔を伏せながら寝ていていたことも
ありました。本当に全く興味がなかったんです。
でも、インターネットって凄いんですよね。
あるジャンルにハマりだしてからはギリギリ扱えるローマ字を駆使して調べ始めます。
随分前に何処かで読んだことあるんですけど、煩悩を使うとそれに必要なスキルは必死に習得するもんです。
人間と言う生き物は、悲しいかな。
二次創作にハマりだした私は最高の青春を過ごし始めます。
ボーカロイド
家庭教師ヒットマンリボーン
ケロロ軍曹
俺様ティーチャー
擬人化
……
1単語で始まる無限の世界。
どんどん関連ワードで世界が広がっていきます。
パソコンが触れるようになった私。
あの部活がなかったら、今の私は当然いません。
私はどうなっていたのでしょうね?
想像がつきません。怖い怖い。