最近便秘が治った。毎日うんちが出る。素晴しい。この成果をもたらしてくれたのは、まさしく白湯のおかげであった。

 コーヒーから白湯に変えた。その日からけつ穴の状態が良い。

 お腹を壊して、更にかたいうんちっちが出て。うんちをする度にけつ穴が悲鳴を上げていた。

切れていたのだ。血が出ていた。まさに切れ痔。悲しきかな、25歳のピッチピッチ社会人の日常だった。


 しかし!それが治ったのだ。健康的なうんちっち。けつ穴も赤い涙を流すことは、もうない。

 柔らかな、しかし液体ではない、バルーンアートのようなうんち。幸せである。

 この幸せをみんなに共有したくてこの文章を書いている。少しでも笑ってくれたら幸いである。


 私はこの25年と言う歳月を便秘とともに生きてきた。硬いうんち。何日も何日も出ないなんていつものこと。

 緊張すればするほど出ないうんち。新入社員研修合宿の時はよく食べるのに出ない日が続いた。

 報告書に健康状態を記入する欄があって、うんちが出たらマルをする。私は毎朝しっかり食べるのにうんちっちが出ないので、リーダーに心配されていたもんだ。

 子供の頃から私は便秘だった。母親からも「いつまで待ってもうんちが出ないから、心配していたもんだよ。でも、お前はなんも気にしてないみたいに笑うんだから」と呆れていた。分かる分かる。私はいつも便秘だった。


 だがしかし、それが治ったのである。26の誕生日を迎え、私は大人の階段を登ったのである。

 体調管理も仕事の一部。うんちは体調管理の第一歩である。毎朝出る健康診断の結果のよう。大切な羅針盤なのである。なんか体調が悪いなんて日は数日前からうんちが出ていない。出てもコロコロとした鹿のふんのようなうんちしか出なかった。たまに石のような硬いうんちが出るときには、けつ穴が悲鳴を上げてぽたりと赤い鮮血が便器の中を彩った。赤いそれはまるで彼岸花のようにあちら側へ誘っているようだった


 もうあんな日々を繰り返したくはない。私は今日久しぶりにコーヒーを飲んだが、また白湯生活に戻ろうと思う。皆さんももし、便秘にお悩みだったら白湯生活をお勧めする。新たな世界が開けたような感覚を持つだろう。共に行こう、体調管理のその先へ。ここまで読んでくださってありがとう。ではまた。