最近は、こんなものを食べている。
ジュースを絞ったあとに残るパルプ、ビーツと人参だから、色がすごくきれい、をドレッシングにする。フラックスシードオイル(亜麻仁油)とアップルサイダービネガー、それに塩とたっぷりのニュートリショナルイースト。
ニュートリショナルイーストの、正体は酵母。ヴィーガンのひとが、ヴィタミンBを摂るのにぴったり。私の気に入りは、その味。まるでチーズのようなこくとうまみ。うっとり。
それに、焼いたなす、クミンとターメリックで香りをつけたカリフラワーのロースト、たっぷりの新鮮な野菜。
それに炊いたキヌア。
大好きなものばかりぎゅっと詰まっていて、しあわせな気持ちになる。
またある日は。
車麩の唐揚げ(これはとってもおいしい)に、スイスチャードのナムル、紅芯大根の甘酢漬け。
車麩の唐揚げは、柔らかく戻した車麩を、醤油とにんにく、生姜のたれにつけて、片栗粉をまぶしてあげたもの。鶏肉より好きかもしれない、と思うくらいの大好物。
揚げ物は、たっぷり満足感。
そう、こんな風に、野菜が中心の食事をしている。
朝ごはんは、自分で絞る野菜のジュース。
お昼と夜は、肉や魚、卵や乳製品を使わないヴィーガンメニューをいろいろ考えて、試している。そんなにないないづくしでは、制約ばかりで窮屈にも聞こえるけれど、実はとてもクリエイティブな作業だ。
牛乳の代わりには、生のアーモンドを絞ってミルクをとる(彼が乳糖不耐症なので都合がいい)。
お肉やお魚の代わりには、豆腐屋やお麩、厚揚げやテンペなんかを食べる。
日本は大豆製品が豊富だから、とても便利。
それに私はもともと、野菜がとてもすきだ。
その色の鮮やかさ、みずみずしい食感、味わい。
どれもいい。
なんだか体調がすぐれないのをきっかけに始めた、半日のジュースクレンズと、ヴィーガンの食事。身体によい効果があるといいな。