すっかりジュースに恋をしている。 | ルワンダのおうちから。

ルワンダのおうちから。

ロンドン→半年の東南アジア放浪旅→プラハ→またまた旅→ハーグ→インドネシア周遊→タシュケント→キガリ、と海外生活10年弱を終えて、2011年、東京に帰って来ました。毎日のお料理と、ぷつぷつの思いの記録。


最近どっぷり浸っているのは、フレッシュなジュースの楽しみ。
お家で丁寧に絞る、新鮮な野菜と果物のジュース。

コールドプレスジュースに近い作り方で、丁寧に熱をかけないように、絞る。
とはいえ、ジューサーを持っていない私。
それでも。
お家にある、普通の(ローパワーの)ブレンダーでできちゃう方法を、考えついたのだ。


それは、とても簡単。

まず、オレンジやグレープフルーツの果汁を絞る。
これは、水分がないと、ブレンダーが回らないので。
ひとり分で、オレンジ1個、グレープフルーツ1個。
グリーンスムージーを作るときには、お水を加えていたけれど、ここで代わりに果汁を絞ると、ぐっと濃い味のジュースができる。



それに、比較的柔らかい野菜か果物(きゅうりとか、メロン、苺、キウイフルーツ。たぶん秋にはぶどうや梨)を入れる。水分のかさ増しに。

それからメインの野菜を。
人参とかビーツ、葉物の野菜。
セロリの葉とかパクチー、パセリを入れるのが好き。
ぐっとひねりのある味になる。

最近のいちばんの気に入りは、ビーツと人参。
本当に鮮やかな色、そして土のような風味と鮮烈な甘さ。

これをブレンダーにかけて、どろどろにする。
と、ここまではグリーンスムージーとそっくり。
なので摩擦熱による酵素の破壊は、スムージーとは変わらないレベル。
つめたい液体の中で撹拌するし、あまりパワーのないブレンダーなので、そんなに温まらないから、その破壊も最小限かなあと期待している。
高速の遠心分離式とは違って、空気にも触れないし。



それから。
そのどろどろの液体を濾すのだけれど、いろいろで試してみて、いちばんよかったのが、100円ショップの水切りネット。ナッツミルクの作り方で、紹介されていたのを、どこかで見たのだ。
でも、少し破れやすいので、丁寧に絞る。

海外のサイトでは、古いタイツ(よく洗ったの!)で絞るという方法もあったのだけれど、それはまだ試していない…。使い捨てにならなくていいのか。


ぎゅーっと詰まった濃い緑のジュース。
この日は、セロリの葉ときゅうりと小松菜。
セロリの風味が、とてもいい。
レモンをきゅっと絞って、味を引き締める。



いちばんの気に入りは、オレンジとビーツ、それににんじん。
このジュースの素敵なところは、とても色鮮やかなパルプが残ること!
これで、サラダのドレッシングを作ったり、ローキャロットケーキを作ったりする。
ビーツの赤が、とても鮮やか。

そして、味もとても好き。
ビーツの土みたいな香りがとても好きだ。
でも、このあたりのスーパーマーケットには売っていないのが、悩みの種。
でもこの間、銀座の地方のアンテナショップで、大きなビーツ(1個1kg以上はありそう)を3個も買ったので、当分は安泰。近くのお店では見かけないので、ファーマーズマーケットやデパ地下で買っていたのだけれど、まるまると大きいのが250円くらいで買えたので、とてもうれしい。


同じグリーンのジュースでも、グレープフルーツをベースに、キウイフルーツやきゅうりを入れると、色あいが淡くなる。この日は、ロメインレタスに青梗菜。
青梗菜は、意外とジュースやスムージーに合う。癖がなくて、柔らかいのだ。

これが最近の毎朝のお楽しみ。
朝ごはんは、この自家製コールドプレスジュースだけなのだけれど、意外と空腹感はなくて、栄養がきゅうーっと染みていく感じが心地いい。
この勢いで、食事をジュースに置き換えるクレンズもやりたいのだけれど、彼の分のごはんを作らなくてはいけない(誘惑が多い)のと、ファスティングをやったことがないから、ちょっと復食に自信がない。

毎日、新鮮な野菜をたくさん買って、さて明日の朝は何を絞ろうか、と考える。
フレッシュなジュースのあの弾けるみたいな香り。
とてもしあわせ。