アメリカのメソッドを使って英語と日本語でレッスンするピアノ教室です。


昨日Hちゃんが小学校の音楽の教科書を持ってきてくれました。
3年生のと4年生のです。

中を見てびっくり。「作曲なんかやるんだ~!」

ピアノ教室に来ている子とは違って、学校の教室にいる子供たちは音楽の時間にしか音楽を習わない、音符も読めないし楽器も弾けないという子も当然いるわけです。
そういう子供たちにも同じように作曲をしてもらおうというからにはそれなりのテクニックと準備、材料が必要。音楽の知識がある子も無い子も均等にできるものじゃなくちゃいけない。

パターンを並べ替えるとかね…。




そういう意味では十二音階技法などもいい材料だし、先日私が書いていたモーツアルトのダイスなんかもいいですよね。

こちらは新潟の大学がおこなった十二音階技法の実験授業の資料。

アメリカのピアノメソッドの中には即興や創作がたくさん出てきます。少し前はやはりパターンを使って作らせていくやり方でしたが、最近そのやり方は使われていません。
その理由は、先生たちも生徒たちもそういうことに慣れてきたということ。
先生自身が即興などに抵抗がなくなってきたので、色々な教え方ができるようになってきていること。より自由な発想から創作に結び付けていけるようになってきて、パターンにたよる必要性が薄れたからだと思います。(パターン認識は別の所で必要になるのでそれはそれでやりますが)

日本はまだまだ指導する側がこのような作業に慣れていません。なのでパターンを使って教えることができれば便利だと思います。でも、日本の学校もここまで来ているのねというのが私の今回の感想。こういう教育を受けて育った人たちがピアノの先生になるころには、日本もパターンに頼らずに即興を指導できるようになるのではないかと思います。

ちなみに、私はパターンから入らない方法で指導するやり方を学んできているので、パターンは使いません。一番最初は…ペンタスケールの即興から入ります。はずれが無いからね。
それぞれが自分のやりやすいやり方で指導するのが良いと思います。

英語でピアノ!萩原国際ピアノ教室
http://www.hagiwara-piano.com/


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