今回はいつもと趣向を変えて単体のカード考察をしようと思います。というのも前回の背水デッキでの個別解説が案外好評だったのでそれに便乗しようというわけです。
というわけで私の独断と偏見で選んだカードを解説していこうと思います。
評価軸は以下の4種。★が多いほどその程度が強いことをあらわしている。1個が最低、5個が最高。
使いやすさ・・・使用時に考慮すべき要因が少ないか
爆発力・・・このカードが通った時にどれくらい盤面に影響があるか
汎用性・・・このカードが役立つ場面がどれくらい多いか
個人的好み・・・著者がどれくらいこのカードのことが好きか
ではどうぞ
1.精神の宝箱
使いやすさ ★★☆☆☆
爆発力 ★★★★☆
汎用性 ★★☆☆☆
個人的好み ★☆☆☆☆
個人的にはあんまり好きになれないカード。だって自分が使うと高確率で割られるんだもん。ただ、通った時の爆発力は随一で序盤から多くのMPを必要とするデッキには投入必須のカード。当然欠片の対象なのでこちらも欠片を伏せる、割られてもかまわない状況で使用する等の工夫は必要。うまいプレーヤーの中には欠片釣りとかで使う人もいるが私にはできない。なんか最近よく見る気がする。
2.心削りの杭
使いやすさ ★☆☆☆☆
爆発力 ★★★☆☆
汎用性 ★★☆☆☆
個人的好み ★★★☆☆
精神の宝箱と対をなすカード。精神の宝箱が自分のMPを増やすのに対し杭は相手のMPを減らす。ただ、相手のMPを正確に把握することは難しく本当に300削れているのかは怪しいケースも多い。個人的には未完→相手吸収→杭ぶっぱの流れが杭の一番の活躍のしどころだと思っている。単に欠片で割られてもMP損になるため扱いは結構難しいカード。攻めつつ妨害を刺せるという意味でカーミラ当たりとの相性が良い。
3.抹殺の赤風
使いやすさ ★☆☆☆☆
爆発力 ★★☆☆☆
汎用性 ★★☆☆☆
個人的好み ★★★★☆
DOLプレーヤーってなぜかハンデス好きな人多いよねっていうカード。ただ実態は結構空振ることが多い。相手のトップ解決によって理不尽さを感じるにはちょうど良いカード。真面目に解説したのが追撃デッキに載ってるので細かい点はこちらを参照。赤風、杭といったような大型妨害カードを使ったら速攻で攻めに行かないと相手に体勢を立て直されてしまうので使う際には攻めにつなげられるのかを考えてデッキを組んだほうが良い。
4.命削りの風
使いやすさ ★☆☆☆☆
爆発力 ★★★★★
汎用性 ★☆☆☆☆
個人的好み ★★★☆☆
足止めをもったいぶりがちなプレーヤーにはとても刺さるカード。爆発力が★5なのは大体こいつをとどめを刺すタイミングで発動するため。こいつ自体にMP200とられる+LP1500以下の場面でしか効果が薄い+聖水ぶっぱや絶対防御等流すカードもそこそこあるということから汎用性は最低レベル。採用するなら基本ピン刺しで必要に応じて紅玉で枚数をかさましするのが無難。私としては赤風を意識させておくだけさせておいて実は入ってませんでした~っていうのが好み。
5.生命の滅亡
使いやすさ ★★★☆☆
爆発力 ★★★★☆
汎用性 ★★☆☆☆
個人的好み ★★★☆☆
場のユニットを一掃できるカード。実際はそれ未完でよくね?っていうケースも多い。強力なカードであることには間違いないのだがデッキ構築段階では対大型は未完でよくねとなり、対小型ではユニット入れろとなる。ただ、刺さるときにはこれでもかっていうくらい刺さるので採用にはきちんと理由を持ちたい。相方がユニット出していると使用しにくくなる点にも一考の余地あり。
6.速攻反転
使いやすさ ★★★☆☆
爆発力 ★★★★☆
汎用性 ★★☆☆☆
個人的好み ★★★★☆
結構相手を選ぶカードのため漠然と採用するなら守備原石にすべき。足止めとしてならCPが少ないソーマや守備原石のほうが優秀。こいつの良いところはAPDPが出てくるところ。したがってデッキのユニットがAPDPと相性が良いと採用するメリットが上がる。MPのロスが気になりにくく100バニラに切り返せるカーミラ、APDPと組み合わせることでアスタロスと上級神以外を上から殴れるベヒーモスあたりが特に相性が良い。
7.召喚解除
使いやすさ ★★☆☆☆
爆発力 ★★★★☆
汎用性 ★★☆☆☆
個人的好み ★★☆☆☆
効果だけを見ると優秀だが回避の中で圧倒的使いづらさを誇るカード。その原因は圧倒的CPの高さ。こいつ単体に100使うならソーマ+吸収や抽出*2を伏せたほうが盤面として安定するし強い。カードの効果からルシファーとの相性が特段よく、手引きと合わせてルシファーの効果を何度も発動させるコンボはとても強力。だが、初戦ルシファー専用機感が否めない。
8.生贄の儀式
使いやすさ ★★★★☆
爆発力 ★★★☆☆
汎用性 ★★★★☆
個人的好み ★★★★★
全DOLカードの中でも個人的にかなり好きな部類のカード。特にグラフィックの意味不明さが一押し。個人的には「儀式」と略してるけどほかの人はみんな「生贄」と呼んでいる。というわけで「儀式」という略称を推していきたい。使い方としては大型→大型の連撃で相手LPを一気に削る、小型複数→大型で盤面に対して切り返すという2つがメイン。特に後者の使い方の場合カーミラ→ヴァルやカーミラ*2→カルキといったようにアドを稼ぎつつ盤面を強くする動きも可能。大型デッキには2~3枚投入可能だし、スタン系デッキにも採用することで展開の幅が広がる。
というわけでまずは8枚のカードについて個人の評価とコメント・解説を書いてみました。
次弾も欲しい・こんなカードにもやってほしいといった要望があれば第二弾も書こうと思ってます。
いやいや、私はこのカードもっと評価するよ見たいなことはコメントで言ってください。また、何か要望等あれば私まで。
それでは
ノシ