言わずと知れた強カード「八卦の篭手」の紹介です。

 

 

DOLでの強カードは?という問いに対し毎回名前の挙がる「八卦の篭手」。今回はそんな八卦がなぜ強いのか?などを書いていきたいと思います。

 

八卦が強いなんて今さら当たり前のこと言ってんじゃねぇって人は下のデッキ紹介のところまですっ飛ばして

八卦の篭手

効果は1ドローのたびにMPを50回復するという単純明快に強い。まさにSimple is the bestみたいな効果。カードを引けば引くほど手持ちのMPが増えることが強いということは少しDOLをやった方なら説明不要レベルでしょう。あの依存嫌いのアンドリュー氏にも「依存してても強い」と言わしめるほどですからね(旧DOL日記4参照)。

 

 

強さなんていくら語っても語りつくせないので八卦の弱点についてみていきましょう。

 

 

弱点①:CPが200

効果が強い分CPが大きいのはDOLの宿命(それでも十分強いのが八卦が今日カードたる所以)。この200というのは封魔石の欠片のCP150より大きくなっている。八卦を展開→封魔石の欠片で狙われるというのはもはやデフォ。序盤にこのCP200を継続魔法に使うということはその分相手ユニットへの干渉が遅くなるということ(一緒に欠片まで伏せるとなればなおさら)。そのため八卦置いたけどバニラ速攻に殴り殺されたみたいな展開は八卦を使う上では要注意。

 

弱点②:魔法枠の圧迫を引き起こす

DOLでは一度に伏せることができる魔法はMAXで5つ。ただし、継続魔法は常に場に存在するのでこの魔法枠を1つ常時食いつぶしている状況になる。通常であればそこまで気にならないが一緒に回避用の魔転を伏せてある・滅を伏せたけど相方のユニットがいて打てないみたいな状況になってくると手札が詰まってドローできない→MPが増えないみたいな状況を引き起こしてしまう。これでは八卦の強さも生かせない。

 

弱点③:展開したら速攻で狙われる

この弱点③は半分以上こじつけではある。相手からしたら八卦=長期戦にしたら勝てないという思考上八卦を展開されたらそいつを速攻で狙うというプレイングが一般的。そうなると自分はゆっくり準備したいのにそれがかなわず一方的な展開になってしまうこともしばしば。

 

 

 

そうは言っても1ドローでMP50回復というメリットが大きすぎる

当然のごとく相性のいいカードたちはドロー系のカード全般。特にcip効果でドローできるユニットとは相手の邪魔を受けずにドロー+MP回復をできるので相性は抜群。

 

じゃあその強みを生かすにはどうすればいいか?

 

 

答えは簡単で引いたカードを片っ端から使えばよい!!

カードを引く→MPが増える→増えたMPでカードを使う→減った手札をドロソで補う→カードを引く→ry

みたいに。

手札やMPって持ってるだけじゃ意味ないですからね。使わないと。

 

 

そんな八卦を生かした私の八卦デッキはこちら

[デッキコード]
10R4X525C1b6w6C6I6U6X747D7N7R858n8L9Ta2ae

 

[ユニット] × 9
No018 メイドウィッチ × 3 *主軸①
No103 不定形の伯爵ビフロンス × 2 *主軸②
No105 不死の侯爵フェネクス × 1 *正味ユニット数のかさまし
No117 冥府の神ヘル × 1 *自由枠(ヴァルやリヴァでも)
No025 化身カルキ × 2 *主軸③

 

[マジック] × 31
No135 精神の秘箱 × 3 *八卦展開用のMP確保に
No137 心削りの石 × 3 *便利な単発魔法
No139 補充の緑泡 × 3 *デッキを回す
No143 未完のキューブ × 3
No144 封魔石の欠片 × 3
No147 生命の滅亡 × 1
No158 ソーマの烙印 × 3
No162 魔道転送 × 1 *ありすぎても困るのでピン
No163 生命吸収 × 2 
No168 魔力の石 × 1 *八卦破壊時の立て直し用
No174 支援要請の紅玉 × 1 *状況によりほしいカードが変わるので
No182 降魔の蓮華門 × 1 *4枚目の未完や欠片に
No205 背水の陣 × 2 *主役を支える脇役①
No208 八卦の篭手 × 2 *今回の主役
No212 絶対防御 × 2 *主役を支える脇役②

 

 

実はこれは八卦デッキの3作目。

 

1作目は魔人八卦みたいな形になったが普通に弱かったので没。

 

2作目は今回のやつと同じように八卦背水で作っていたが「八卦ないほうが強いんじゃね?」となったので背水デッキに変化。

 

3作目にしてようやく納得のいく八卦デッキが完成。

 

 

以下個別カード解説

 

メイドウィッチ・化身カルキ

cipのドロー効果が八卦と相性が良いので外す理由がなく採用。特にメイドは八卦デッキの死因No1である100速攻に対する回答札になるため3積安定。カルキは強力だが元のコストが重いため対小型性能を意識して2積。

 

不定形の伯爵ビフロンス

このデッキを回していると必ず不要なカードが手札に集まってくる(背水とか魔転とかetc...)。それらを捨てつつ捨てた枠をドローで埋めることでデッキの回転を速くしていく。また対速攻性能が高い点もGOOD。

 

不死の侯爵フェネクス

無限リソースとして単体で優秀なためピンで採用。唯一ビフロンスで捨てたくないカード。

 

冥府の神ヘル

ユニットを横に並べる行為が対小型速攻で非常に強いので採用。ただ、対大型をより意識するならリヴァに変更とかも検討中。

 

秘箱・削り石

単発のため枠を埋めないので八卦展開後にも一定の活躍を見込める。秘箱は八卦展開用のMPを作るためや相手の削り石対策にも有効なので3積。削り石は相手の大型デッキの足を止め相対的にこちらのデッキの回転を速くしてくれるので重宝している。

 

緑泡

八卦下最強カード。即時発動か相手の欠片に対するカウンターで発動化は展開と盤面次第。時には思い切りも重要。

 

魔道転送

八卦を守ったり未完や滅を再利用したりと利用価値は高いが場を埋めるためピン刺し。対戦してると八卦を魔転で守る前提のデッキはそんなに脅威に感じなかったため基本は未完魔転や滅魔転用として使う

 

魔力の石

八卦が割られた際の保険。単体ブースト性能はNo1。八卦が割られた際にはこいつや背水で立て直しを図る。

 

背水の陣・絶対防御

八卦の弱点③を受けて狙われるならこのカードたちが生きるんじゃね?というところから採用を始めたデッキ。2作目ではこいつらが強すぎたため八卦デッキをただの背水デッキにしてしまった前科を持つ。地味に絶対防御は相手のテンポを崩す役割もある。もちろん絶対防御で相方に攻撃を流す=自分はそれ以上の働きをしますという宣言なのでしっかりと活躍をしましょう。注意点は絶対防御の伏せるタイミングを誤ると魔法枠がとてもきつくなってしまうところと、八卦と背水の同時展開は断じてしないほうが強いということ。

 

 

 

不採用カード

・希望の雷

個人的にそんなに好きじゃないので不採用。ただ、相手からすると雷は容易に想像できるので八卦に欠片を打ちにくくなるというおまけつき。むしろ希望の雷の本体はそっちまである。

 

・契約の石

豊富なドロソでデッキを回す都合上ライブラリアウトの可能性が上がる契約は入れにくい。八卦が2積みのため契約打ったら八卦全落ちしたみたいな事故も発生しうる。使った際にメリットよりデメリットのほうが多かったので不採用。

 

 

 

 

 

デッキ全体としては八卦デッキであるものの対小型速攻をかなり意識しているデッキ構成。また、八卦が引けない際にも魔力石のブースト力・背水の持久力・豊富なドロソ等々で粘り強く柔軟に戦える。そのため相手デッキのユニットサイズによっては八卦にあまりこだわりすぎず進めていくのも一つの手。

 

デッキとして苦手なのはそんなにないと思うがメイドで狩れないアーコルメインの魔物速攻は結構つらい(ビフロンス+フェネクスで何とか)。あとこういう系統のデッキの宿命だけどメフィ封魔はお手上げ。それ以外に関しては八卦デッキということもあり結構戦える(言ってしまえばただのガチデッキ)。

 

 

 

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以下余談。

 

このデッキって改めて見るとやってることってあの「ドロシーウィッチ」と似たようなことですからそりゃ強いわな。ドローしてMPを増やして増やしたMPで盤面に干渉しまたドローして。ドロソでドロソを引っ張ってデッキをどんどん回していく。しかも八卦を止める汎用カードは欠片のみだから毎回握れるとも限らんし。

 

 

 

 

 

ではノシ