察しの良い人は察しているでしょう。

 

今回はクールマの追悼会です。

 

 

[デッキコード]
106315z3u4c4v6w6C6H6U6X7d7D7K7N7S7W888L9gaD

 

[ユニット] × 9
No003 アサシン × 1
No063 化身クールマ × 2 *お膳立てしても活躍しない
No116 戦女神ヴァルキリー × 1
No073 世界蛇ヨルムンガンド × 1 *水鏡下で強い
No087 智天使カフジエル × 3
No094 天使長ミカエル × 1

 

[マジック] × 31
No135 精神の秘箱 × 3
No137 心削りの石 × 3
No139 補充の緑泡 × 2
No143 未完のキューブ × 3
No144 封魔石の欠片 × 3
No150 守備強制の原石 × 1
No158 ソーマの烙印 × 3
No161 生体転送 × 1
No162 魔道転送 × 1
No163 生命吸収 × 3
No165 生贄の儀式 × 1
No169 契約の石 × 1
No182 降魔の蓮華門 × 1
No192 水界呪 × 2 *今回は脇役
No220 水鏡の宝玉 × 3 *主役

 

 

クールマが水-水鏡下なら素で1350/1050となってヴァラーハの上位互換になることに目をつけて組んだデッキ。カフジエルで会戦し水呪をにおわせながら水鏡を展開し、クールマにつなげるというコンセプトのデッキ。使いたい方はご自由にどうぞー

 

 

まあ、案の定強くないよねと

 

 

で、このデッキが強くない点ははっきりしていて当然

 

クールマが弱い!!

 

 

水鏡-カフジエル-ヨルムンガンドの流れは対大型でもそこそこ対応できるので弱くはないがやっぱりクールマが弱い。

 

あと、水呪はその辺関係なしに強い。このデッキで勝てた試合はほぼすべて水呪が強いだけの試合だった。

 

 

 

さて、こっからはなぜクールマがこんなにも弱いのかという考察(と成長ユニットの考察)。

 

 

クールマを考えるときに比較対象になるのは

 

1.1150/1050でターン経過でAP150ずつ増加するヴァラーハ

2.1100/700でドローごとに100/100で増加するナラシンハ

3.各種CP150バニラ

 

の3体。クールマを水鏡下前提で考えるならヴァラーハと150バニラの単純上位互換かつ、ナラシンハと比較しても遜色のないスペックといえる。

 

あくまで水鏡下という前提条件のもとだが

 

言ってしまえば、この「水鏡下という前提条件」がクールマの弱さを物語ってしまっている。

 

そもそもヴァラーハのような成長ユニットが強いケースは「先出し」で相手側に対処を迫るケース。後出しする成長ユニットはよほどのことがない限り役割をうまく果たせないまま倒れていく。

 

そう考えると

①水の領域を張り

②水鏡を展開する

という2段階を準備として必要するクールマは必然的に後出しのケースが多く、成長ユニットの強さを生かせない。

 

 

ヴァラーハはユニット単体(+ソーマ+転送)で動き出せるがクールマはユニット+水+水鏡が前提でそこに加えてソーマや転送などが必要になっており、そもそも後手に回ってしまっている。

 

 

さらに、一般に150ユニットの仕事である「CP100ユニットによる速攻への切り返し」を単体で行えない点もクールマの弱さに拍車をかけている。ヴァラーハもナラシンハもバニラユニットも果てはウロボロスまでもこの最低限の役割は単体で果たせるのに唯一クールマは果たせない。

せめてペリュトンには勝ててほしかった・・・

 

 

 

結果として、見た目ヴァラーハの上位互換的な使い方であっても少し考えると弱点がたくさん出てくるためヴァラーハよりも圧倒的に使いずらいユニットとなっている。

 

 

このデッキであっても水鏡をメインにするならクールマを抜いてヨルムンガンドを増やす、水をメインにするなら中型枠はマツヤを使うというようにしたほうがデッキとして動きやすく、使いやすくなる。もちろんビフロンスを入れれば何もかも問題なく収まる。

 

 

 

 

というわけでクールマの追悼でした。

 

 

 

ではこの辺でー

 

 

ノシ