オオタカ 蒼鷹

英名:Northern Goshawk

学名:Accipiter gentilis

タカ目タカ科ハイタカ属

生息地:北アフリカ、ユーラシア大陸、北米大陸に広く分布。日本では九州以北に生息する留鳥。

全長:雄50cm、雌59cm

鳴き声:キーッキッキーッ

雌雄:ほぼ雌雄同色

 

オオタカは子育てに成功した場合、翌年以降も同じ巣を使い続けることが多いのだという。

 

交尾するオオタカ。上が雄で下が雌

 

この東京都内の公園でも7~8年前からオオタカの子育てが続いているようだ。

 

ヒノキの皮をはいで巣に運ぶオオタカの雌

 

同じ巣を使うといってもメンテナンスはするようで、オオタカの雌はヒノキの樹皮をはいでは、幾度も巣に運び込んでいた。

 

 

交尾が何度か行われ、これから雌は檜皮葺の豪華な巣に、いくつかの卵を産むのだろう。

 

左が雌。雄雌のサイズの違いがおわかりいただけると思う

 

都会で生きるすべを身に付け、絶滅の危機を脱したオオタカ。この地でも末永く、命をつないでいってもらいたいものだ。

 

 

参考文献:「街・野山・水辺で見かける野鳥図鑑」(日本文芸社)