なんだか長い1ヶ月でした。人事異動で久しぶりに部署が変わり、バタバタしていたためでしょうか。環境が変わったことでそれなりに(?)ストレスを感じているのかもしれません。


異動になりそうだと予想していたため3月後半から4月上旬にかけてほとんど観劇予定を入れずにいた反動か、中旬以降の観劇がとても楽しくまたこの先の観劇予定も着々と入れてしまっています。


そんな4月に観てきた舞台は、


観世会『観世会 春の別会』@観世能楽堂

東演『獅子の見た夢』@俳優座劇場

ホチキス『ワイルド番地』@あうるすぽっと

青年団『S高原から』@こまばアゴラ劇場

ムケイチョウコク『Find me in LIT-Crow-Club』@元映画館

時速30kmの銀河の旅『終着駅2024』@白鳥公民館

オペラシアターこんにゃく座『さよなら、ドン・キホーテ』@多摩市民館

MCR『前髪(あなたに全て捧げるけど前髪には触るな)』@ザ・スズナリ

『こしがや能 春の調べ』@こしがや能楽堂


という、お能で始まりお能で終わる9本となりました。能楽の公演はそれぞれ思い入れのある演者と演目で、たいそう見応えがありました。


過去の上演を拝見している『獅子の夢』や『さよなら、ドン・キホーテ!』から以前観たときとはまったく異なるインパクトを受けたり、2月の公演からいっそうブラッシュアップされた『Find me in LIT-Crow-Club』にどハマりしたりもしました。


また、その『Find me in LIT-Crow-Club』の関連で急遽観に行った『終着駅2024』が、会場までの道のりや公演前後のやり取りを含め、単なる鑑賞を超えたある種の体験としての観劇となったことも印象的でした。



そして5月は、


わらび座『ジャングル大帝レオ』

インプロカンパニーPlatform『めくる、くる、くる。』

悪童会議『夜曲〜ノクチューン〜』

セルリアンタワー能楽堂『能に親しむー観世流』

あるいはエナメルの目をもつ乙女『こどもの一生』

しゅうくりー夢『ひなたの道を』

ムケイチョウコク『Find me in LIT-crow-club』

舞台「サイボーグ009」製作委員会『サイボーグ009』

ENG 『Rock in the 本能寺』


という、リピートを含めた10本です。


わらび座『ジャングル大帝レオ』は、自分にとってお馴染みの劇団の信頼度の高い座組に加え、すでに観てきた方々の感想がどれも熱くて、否が応でも期待が高まります。


2月と4月に引き続いてのムケイチョウコク『Find me in LIT-crow-club』は現在激ハマり中のため回数を増やしたいところなのですが、なかなか難しく5月はとりあえず1回。またあのクラブを訪れることができると思うだけでドキドキします。


原作が好き過ぎて、ついチケット確保してしまった『サイボーグ009』。いやあれを舞台でどうやるんだろう?と半信半疑でもありつつ、公開されたビジュアルを見てワクワクしたりしています。


ENG の『Rock in the 本能寺』は、歴史がらみのタイムスリップものというジャンルが好物なのと、公開されたビジュアル含め「絶対面白くしてやる!」という気合いが感じられて楽しみな1本です。


加えて、なぜか『ハーフマスクWS』というワークショップにも参加する予定です。


他にも増やしたいアレコレがあるのですが、もろもろの野暮用もあったりして日程的にはこれでいっぱいのような気がします。






上総大久保駅と『終着駅2024』のプレパフォーマンス、そして白鳥公民館近くの川。


お芝居を観るために、知らない町を訪れる。そういう時間も観劇の一部分なのだと感じられることがあります。


配信も貴重な観劇の機会ですが、現地に足を運ぶ喜びも確かにあると思うのはこういう時かもしれません。