平成26年12月6日(土)19:00~、Cafe&Dining Cesta〈チェスタ〉にて。
作・演出/飯田ゆかり
出演/
BOBI(フリークルーズ)
中野架奈
金川周平(東京オレンジ)
末武あすなろ
フリーミントとは/
ミントシアターの飯田が書き下ろし・書き直し・未発表のコントを厳選し、
即興演劇集団フリークルーズの BOBIをフィーチャしてお送りするライヴ。
作り込んだ単発のコント数本と、その場で生まれる即興パフォーマンスの両方を
セットで楽しめるショーです。
小さな、素敵な空間で忘年会パーティーのようなくだらなく楽しい時間をお過ごし下さい!
(ミントシアター公式ホームページより)
池袋の駅を降りて、西口から数分歩いた細い路地に、
会場となったイタリアンレストランがありました。
ミントシアターは、作家の飯田ゆかりさんと演出家の大杉良のユニットですが、
今回は番外編のような形で、即興演劇のBOBIさんと組んでの公演です。
シュールな、現実と幻想が入り混じるような短編がいくつか。
奇妙な夢について恋人に話している女の子……の夢を観た男……の夢を観た青年……、
というように、どこまで行っても夢の中のような話や、
仕事で外回りしている途中で、見知らぬ男に捕まって拷問されそうになるサラリーマン、
ペテルギウスとの会話など、どれも展開の読めない不思議な物語でした。
そして、その短編をつなぐようにインプロ(即興演劇)が行われます。
事前に、観客が小さな紙に任意の単語を書いたものを回収してあり、
それを使って、芝居をしていくのです。
前半では、季節に合わせて、クリスマスというテーマとからめつつ、
ひとつの単語からたっぷり膨らませていきます。
私は、「水鉄砲」という言葉を書きました。
クリスマスに、新しいタイプのディナーショーをやるといいのでは?
という話題のときに、その紙が開かれました。
とっさに、ひとりが銃、いや水鉄砲を構えます。
彼女は、00Wというエージェント。
世界征服をたくらむ(笑)悪人のアジトへ、相棒と共に飛び込もうとしています。
悪人のアジトには、女の子が捕まっていて……。
などと、いきなり壮大な(!?)話が展開されていきます。
これがみんなアドリブで、誰かのリアクションや台詞に合わせて、
他の役者さんが自分の役割や台詞を考えて進んでいくのです。
BOBIさんが主宰されているフリークルーズという劇団の公演を拝見したときには、
もうホントに全編インプロで、しかもちゃんと観ていて面白い作品となっていました。
今回は、インプロ部分はさほど長くありませんでしたが、
その日観客から集めた単語は全部使って、物語を創っていく様子はとても面白かったです。
笑顔が素敵な、末武あすなろさん。
冒頭、BOBIさんとお2人で登場し、
前説のような雑談めいた会話から突然物語に流れ込んでいくのですが、
その話の中の、噛み合わない、矛盾する会話にとまどう女子アナ役が素敵でした☆
その他の短編も即興も、いろんな役をそれぞれ魅力的に演じてらっしゃいました。
会場を入口付近から見下ろしたところ。
地下にあるお店ですが、ガラスの外がお庭になっていて素敵な雰囲気。
この日はチケット代にワンドリンクがついていましたが、
今度はお食事をしに来てみたいな、と思ったりしました。
こじんまりした会場で、アットホームな雰囲気のお芝居。
即興も作りこまれた短編も、先の読めない緊張感がとても楽しい公演でした。
特に、シュールで奇妙でコミカルないくつかの短編が印象に残りました。
作・演出/飯田ゆかり
出演/
BOBI(フリークルーズ)
中野架奈
金川周平(東京オレンジ)
末武あすなろ
フリーミントとは/
ミントシアターの飯田が書き下ろし・書き直し・未発表のコントを厳選し、
即興演劇集団フリークルーズの BOBIをフィーチャしてお送りするライヴ。
作り込んだ単発のコント数本と、その場で生まれる即興パフォーマンスの両方を
セットで楽しめるショーです。
小さな、素敵な空間で忘年会パーティーのようなくだらなく楽しい時間をお過ごし下さい!
(ミントシアター公式ホームページより)
池袋の駅を降りて、西口から数分歩いた細い路地に、
会場となったイタリアンレストランがありました。
ミントシアターは、作家の飯田ゆかりさんと演出家の大杉良のユニットですが、
今回は番外編のような形で、即興演劇のBOBIさんと組んでの公演です。
シュールな、現実と幻想が入り混じるような短編がいくつか。
奇妙な夢について恋人に話している女の子……の夢を観た男……の夢を観た青年……、
というように、どこまで行っても夢の中のような話や、
仕事で外回りしている途中で、見知らぬ男に捕まって拷問されそうになるサラリーマン、
ペテルギウスとの会話など、どれも展開の読めない不思議な物語でした。
そして、その短編をつなぐようにインプロ(即興演劇)が行われます。
事前に、観客が小さな紙に任意の単語を書いたものを回収してあり、
それを使って、芝居をしていくのです。
前半では、季節に合わせて、クリスマスというテーマとからめつつ、
ひとつの単語からたっぷり膨らませていきます。
私は、「水鉄砲」という言葉を書きました。
クリスマスに、新しいタイプのディナーショーをやるといいのでは?
という話題のときに、その紙が開かれました。
とっさに、ひとりが銃、いや水鉄砲を構えます。
彼女は、00Wというエージェント。
世界征服をたくらむ(笑)悪人のアジトへ、相棒と共に飛び込もうとしています。
悪人のアジトには、女の子が捕まっていて……。
などと、いきなり壮大な(!?)話が展開されていきます。
これがみんなアドリブで、誰かのリアクションや台詞に合わせて、
他の役者さんが自分の役割や台詞を考えて進んでいくのです。
BOBIさんが主宰されているフリークルーズという劇団の公演を拝見したときには、
もうホントに全編インプロで、しかもちゃんと観ていて面白い作品となっていました。
今回は、インプロ部分はさほど長くありませんでしたが、
その日観客から集めた単語は全部使って、物語を創っていく様子はとても面白かったです。
笑顔が素敵な、末武あすなろさん。
冒頭、BOBIさんとお2人で登場し、
前説のような雑談めいた会話から突然物語に流れ込んでいくのですが、
その話の中の、噛み合わない、矛盾する会話にとまどう女子アナ役が素敵でした☆
その他の短編も即興も、いろんな役をそれぞれ魅力的に演じてらっしゃいました。
会場を入口付近から見下ろしたところ。
地下にあるお店ですが、ガラスの外がお庭になっていて素敵な雰囲気。
この日はチケット代にワンドリンクがついていましたが、
今度はお食事をしに来てみたいな、と思ったりしました。
こじんまりした会場で、アットホームな雰囲気のお芝居。
即興も作りこまれた短編も、先の読めない緊張感がとても楽しい公演でした。
特に、シュールで奇妙でコミカルないくつかの短編が印象に残りました。