こんなワタシができるまで~お仕事 教授秘書編2~ | 元秘書があなたの苦手なお仕事引き受けます~御用聞き屋

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事務仕事苦手。
自分の仕事に集中したい。。。
細かい作業したくない。。。
あーもー秘書が欲しい!!
そんなあなたに
秘書歴15年のはやしがお応えます。

すっかりとブログ放置の今日この頃。

お仕事はしっかりとやっておりますよ!!

 

さて、事務管理を始めた頃。。。

事務管理先駆者である山田亜希子さんのお茶会で

あれぞ事務管理よっ! といわれ、

読んだらいいわーと他の参加者さまに勧めていただいた記事再掲。

この前が気になる方は、昔の記事を探して下さいませ。

 

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そんなこんなで再び
今度からは大学へ通学ではなく通勤。

家から約30分。
自転車だと20分。

ルーティン作業の引継はあったものの
「あとはやれば覚えますから~。
 そんなに難しいことはありませんから

という爽やかな言葉と笑顔と共に
先輩秘書さんは華麗に退職。

一人残された私

最初に覚えたことは、
静岡ご出身の教授による日本茶の入れ方。
一度湯飲みに入れて、
お湯の量を確認して急須に入れてね。
一度入れ替えることで温度下がるから。
という、言葉と共に茶葉の量やら何やらで
「今日は美味しい」という言葉に安心するという。。。

ちなみに、
お湯は一度器を移す毎に、約10度下がります。
番茶、煎茶、玉露などなど
種類によって適温が違ってきますので、ご注意!

 

 


そんなお茶くみバイトだけに入ったわけでなく。
当然、事務のお仕事が待ち受けます。

書類や資料を時系列に並べ、種類毎に分けてファイリング。
手書き原稿を入力。
内容を口頭で聞いて、和文欧文のビジネスレター作成。
電話対応、来客対応。
書類作り。

来客対応には上記お茶の知識がお役立ち♡

と、書けばシンプルイズベスト。
ところが、

ひとつ
ファイリング資料はアトランダムに全てがまとめて積み重ねた
高さが20cmを超える束を、バサッと渡される。

 

 

shorui

 

 

 


ひとつ
手書き原稿は、新幹線で書かれたものがデフォルト。
揺れる車内、時間制限ありのなか、
ただでさえ癖のある文字が、たまにアラビア語みたいになっている。

ひとつ
和文、欧文もとりあえず自分で考えて文章作り。
最後に署名をいただくが、その前に何度か校正。
和文はともかく、欧文レターは慣れるまで苦戦。

ひとつ
電話対応。。。たまに海外からもくる。
来客対応。。。あぁ、この人と先生の関係が分からない~
これも慣れるまで苦戦。

ひとつ
書類作り。
・・・・・・聞いてない。

聞いてませんけど?

申請書類の作成なんて。

科研費なんて、お金扱う書類の作成なんて

前例に倣ってやればできるからという
前例に倣ったことのないワタシへの有り難いお言葉。

でも、やるしかない。
〆切に間に合うようにやるしかない。

とにもかくにも、仕上げるしかない。

内容のチェックは私の仕事じゃない。
ので、
とにもかくにも、形にだけは仕上げるしかない。

ここからワタシの

「最初からできませんとは言いません」

本気の秘書人生が始まるのであります。