東日本大震災から13年が経ちました。
私たちはまだ大学生でそれぞれ東京にいましたが、都内にいてもとても怖くてその日の帰り道は本当に大変だったことを覚えています。
この日になると、いつもいわき市の避難所になっていた湯本高校で演奏させていただいたことを思い出します。
自分たちの無力を感じながらも、大変な時にいつもよりほんの少し人に優しくなることの大切さを知りました。
東北出身の三味線仲間がたくさんいるので心配していましたが、彼らの力強い活動にとても感動し、逆にたくさんのパワーももらいました。
大きなことは言えませんが、出来事を知ること、心だけでも寄り添うことが、何かできることの一歩だと思っています。