病気が分かるまで(1) | 一万人に一人が発症する病になった話

一万人に一人が発症する病になった話

51歳の春に今まで経験したことがないような気持ちが悪い体調不良になりました。
その原因がきちんと病院で検査したことで判明しました。

不調の内容から、原因が分かるまで。
そして、様々な奇跡が重なったことについて、書いていきますね。

体調不良が起きてから、何もしなかったわけではなく、原因を知るために病院に行ったりしていました。

 

最初の急な鳥肌の症状については、何科を受ければいいの変わらなかったので、色々な科がある最寄りの病院に行き、相談しました。

ちょうどその病院に行った一週間後に会社での人間ドッグがあったので、その話も合わせてしたところ、とりあえず簡単に検査できる

血液検査

尿検査

を受けました。

 

もちろん、その2つの検査では、何の異常もなかったんです。

 

しかも、症状的には貧血の可能性もあったので、貧血をおそらく中心にみていただいたのだと思います。

 

そして、人間ドッグの結果をもって、改めて受診してください、ということで終わりました。

 

 

次に人間ドッグへ。

たまたま、受診項目の関係で、2日間(2日目が1日目の2週間後くらい)に分けての受診となりました。

1日目の人間ドッグの時は、まだ、鳥肌の症状しかなかったので、そのことを相談しました。

すると、症状から考えることとしては、自律神経系のこと、もしくは、年齢的に更年期障害の可能性、を提示されました。

 

それを聞き「なるほど」と納得していました。

 

 

ただ、その後、立ち眩みの症状などが出てきました。

 

 

2日目の人間ドッグで、改めて人間ドッグとは別で受診したい旨を伝えると、内科を受診させてもらえました。

その内科で症状を話していたら、立ち眩みは、お灸がきっかけかもしれない、という話になりました。

 

元々、少し貧血気味の血圧なので、そこにお灸で血流が良くなって、立ち眩みに繋がったのかも、とのことでした。

 

ただ、脳の可能性も考えられる、と、ここで初めて言われ、MRIを撮ることをお勧めされました。

 

そこで、自宅近くの総合病院でMRIを撮ってみます、ということで、診察は終わりました。

 

 

その後、今度は頭痛がひどくなってきました。

元々、PCやスマホをよく使う方なので、眼精疲労からの頭痛が起きやすい生活をしていました。

 

なので、てっきり目が疲れてしまっての頭痛だと思っていたのです。

 

この時は、頭痛に加えて、立ち眩みも引き続きひどい状況でした。

 

そこで、会社近くの

「何科に相談したらいいか分からない症状をご相談ください」

という病院を教えてもらい、そのを受診しました。

そこでは、おそらく立ち眩みも頭痛が原因だろうということで、頭痛の対処をするための薬を処方してもらいました。

その一つが、片頭痛薬。

片頭痛にだけ効くという、頭痛薬でした。

 

ところが、片頭痛薬を飲んでも一向に頭痛は良くなりませんでした。

病院で、もし、処方した薬でもダメなときは、市販の頭痛薬を飲んでもいい、ということは確認していたので、市販の頭痛薬を飲み、痛みをごまかしながら、過ごしていました。

 

このように病院に行きつつ、原因を探している状態でした。

 

 

そして、最初の症状が、なかなか脳の病気だとは気づきにくいものだったため、なかなか遠回りをしました。

 

改めて、手術をしてくださった主治医の先生に最初の鳥肌の症状についても聞いてみると、あの脳の状態なら、そういうことも起きるだろう、と言われました。

それくらい、脳は想像を超えた症状を出すものなのだなあ、と思いました。

 

 

この後、病気が分かりますが、それは、次の記事で書いていきますね。