【小池博史の舞台創作とその背景】 | 小池博史ブリッジプロジェクト公式ブログ

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稽古情報や制作の日記などを書いていきます。

 

小池博史ブリッジプロジェクトは制作部、

ほかパワフルなサポーターによって

なりたっています!

 

今回はメルマガと、フェイスブックに週に2回投稿、

様々なインタビュー記事を書いてくださっている

サポーターのかずえさんの投稿ですキラキラ

 

かずえさんは仙台在住、お料理上手で

PAI(舞台芸術の学校)恒例の夏合宿にも参加し

おいしい料理を作ってくれましたラブ

マハーバーラの稽古中も料理を作ってくださる予定!

 

仙台在住にも関わらず東京にある事務所まで

何度も足を運び取材してくださっています!

 

ご自身で企画プロデュースもされたり精力的に活動!

 

 

小池さんのワークショップの参加者でもあります!

(写真右)

 

 

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演出家 小池博史は幼少期から音楽や映画に親しんできました。

 

祖母からは都都逸や浪曲、両親が好んだシャンソンや映画音楽、

クラシック音楽を聴き、中学生になるとジャズに傾倒し評論家になろうと勢い込むほどでした。

 

そして寝食を忘れるほどにのめり込んだ数知れぬ映画。
これらの音楽や映画は、その後の舞台創作に大いに影響を与えるものとなりました。

 

そんな映画作品のひとつ、
前回12月27日の投稿のゴッドフリー・レッジョの『コヤニスカッツイ』に続き、今回は1988年にパリで鑑賞したセルゲイ・パラジャーノフの『アシク・ケリブ』について、小池が書いたものをご紹介します。

 

パラジャーノフは1924年グルジア生まれのアルメニア人で、

幼少時から絵画、バレエ、演劇に触れ、たぐいまれな色彩感覚を持って

映画製作に取り組んできたパラジャーノフ。

その作品はソ連の国家映画委員会に難解かつ退廃的と糾弾され、

言動も批判的で挑発的であるとして何度も投獄された経験があります。1980年代ペレストロイカによって自由な映画創作活動が可能となったのちに制作された作品が

『アシク・ケリブ』でした。

 

*******

 

「・・・それまでに観たどんな映画とも違って、人物配置、映像リズム、色彩感覚が不思議で別の時間軸、空間軸を作っており、観ている間も観終わった後も、魔訶不思議な世界に放り込まれたかの酩酊感が残った。

 

その後しばらく不思議感覚が離れず、ときどき思い出しては妙な気分になった。


数年して日本にもパラジャーノフ・ブームが訪れ、彼の他の映画を纏めて数本見たが、

相変わらず奇妙、独特で面白く、かつむず痒い感覚が残った。

 

この不思議な感覚を一気に拭い去れたのは、それから五年後。ジョージア国立民族舞踊団の公演を香港で見た時である。アルメニアとジョージアは隣国に位置し、ジョージアはジョージア正教会、アルメニアはアルメニア使徒教会で異なった教派だが、両国とも東方教会に属するキリスト教信奉の国家である。

 

東方教会は西方教会とは違って偶像崇拝が禁じられ、古くからの文化が残された宗教で、両国ともローマ、ペルシア、オスマン、モンゴル等の支配を受けながら文化維持を諮って来ている。

よって文化的相似点がかなり多い。舞踊団の作品はパラジャーノフの世界がそのまま浮き上ってきたかのようだった。

 

リズム感、色彩感覚、空間認識がこの映画監督の世界と瓜二つ。ジョージアに生まれ育ったアルメニア人監督の根源的なイメージはジョージア伝統舞踊の時空間と通底し、私の日常から遠く離れた不思議世界として存在していた。

 

舞踊には、古の庶民の日常的情景が入り込んでいるが、それに留まらず、

東方教会の伝統的なイコンがそこかしこに散りばめられてきらびやか。

 

現代にあって現代ではない。
古から存在した時間を見た感覚になった」

 

 

 

かずえさんの投稿ここまで↑

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投稿の文体等で、誰が投稿しているか

わかってくるかもしれませんね!

ちなみにBlog更新は半分制作、半分サポーターの

齋藤がお送りしています照れ

 

 

 

 

キラキラ公演情報キラキラ

 

小池博史プロデュース公演「Fools on the Hill」

 

公演特設サイト → https://kikh.com/foolsonthehill/about.html

 

チケット販売ページ

こちら → https://ticket.corich.jp/apply/103975/

 

Facebookイベントぺージもあります♪

 

はぐれ者たちが集ったのは「ガリレオの丘」。
彼らはこの場所を目指した理由が定かではないまま

吸い寄せられるようにやってきた。
夢見る男、学者の女、絶望した殺し屋、宝を探す男女、

記憶喪失の女、恋に狂った女、一発屋……

彼らはいつの間にか「丘の上」から出られなくなり、孤立してしまう。
そこに届けられる何通かの手紙。手紙には宛先も送り主もなく

その文章は丘の上に謎と疑心暗鬼を呼ぶ。

分からなくなっていく「ほんとう」

世界の「ほんとう」

自分の「ほんとう」

私は何を知っていたのか、本当に世界は見えていたのか?
丘の上とはなにか? 

小池博史が描くビートルズシリーズ第2弾!サスペンス「Fools on the Hill」。
混沌を極める現代社会に投げかけられたFoolsの問い

あなたは何を感じるでしょうか?

 

 

公演日程

1月17日(金) 19:00〜
1月18日(土) ①14:00〜 ②18:00〜
1月19日(日) ①14:00〜 ②18:00〜★
1月20日(月) 19:00〜★
1月21日(火) 19:00〜
1月22日(水) ①14:00〜★ ②19:00〜
1月23日(木) 19:00〜

開場は各回公演15分前より開始です。

 

前売:3500円
当日:3800円
※一般料金のみの販売です。

会場:スタジオサイ(東京都中野区新井1-1-5 1F)

JR/東京メトロ中野駅北口から徒歩10分ほど

★マークのある

19日18:00〜、20日19:00〜、22日14:00〜

の公演後は、小池博史とゲストによるアフタートークを開催します!

アフタートークゲストの詳細はこちら


 

チケットのご予約はこちら


出演者個人より購入される場合は、以下の専用ページよりお進みください。

出演者をクリックすると出演者個人のチケット販売サイトへ飛びます。

荒木亜矢子
池野拓哉
井上留美子
熊谷知彦
櫻井麻樹
鶴家一仁

森ようこ
山﨑麻衣子
菅野真理子
野村京子
片桐晶子
中島雅子

 

【スタッフ】
照明: 富山貴之

【チケット料金】
前売 3500円(税込)
当日 3800円(税込)

 

 

芸術文化振興基金助成事業
主催・制作:株式会社サイ/小池博史ブリッジプロジェクト
協力:公益財団法人セゾン文化財団

 

Fools on the Hillサポートメンバー募集!

1月17日~23日に東京・中野 スタジオサイで上演される
『Fools on the Hill』の会場整備や受付などをお手伝いくださいませんか?

お問い合わせ・お申し込みは
スタジオサイ sai⭐️kikh.com

⭐️マークを@にかえお問い合わせください。

 

ともに盛り上げてくださる方をお待ちしております!

 

 

 

小池博史の集大成!

完全版マハーバーラタ~愛の章/嵐の章

2020年 7月4日〜7日
なかのZERO 大ホール

 

お楽しみに!!

 

 

 

 

 

 

 

 

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