11日は八王子市の法泉寺での講演。
これが、何と、ミニパニックに陥りました。お恥ずかしい。
法泉寺に着いてから想定外のドッキリが。
来場者全員が葬祭正装だったのです。和尚様も三人並び、重々しい雰囲気。それに対してボクの服装は…
一応は講演する場所がお寺の本堂だと聞いていたので、いつものジーンズではなく、バーバリーのスラックスと紺のジャケットで決めたつもりが、どう贔屓目に見ても場違いなカジュアルスタイル。これは…ヤバイ!
加えてお客様の座席の位置。ボクの前には誰もいない。何故?その場所は和尚様が座る場所だから広々と空いている。お客様は和尚様を挟んだ両側に。つまり、ボクから見ると正面は空席。上手と下手に90°体を振ると葬祭正装のお客様がズラリ。
こうゆう場合、どこを見て話せば良いの?
前打ち合わせで「<ビタミンことわざ>のような、明るく楽しく役に立つお話を」と聞いていたけど、それってこの状況では、駄目でしょう。これも…マズイ!
次の瞬間、思い浮かんだのは渥美清さん主演の「男はつらいよ」のワンシーン。
寅さんが旅先でお葬式に参列し写真を撮るときに、「ハイ、笑って~、バター」と言う爆笑シーン。そうなのです。このままではボクは寅さんになっちゃう。
急遽、話を再構成。…で、どうなったか?ハイ、何がどうなろうとボクはボクですと、話を誤魔化す企画屋でした。お察し下さい。以上。
13日は「桂幸丸落語会」。ボクのお客様は全員が夜の部だったので、開場1時間前に着く段取りで出かけました。
今回参加してくれたボクのゲストは、娘夫婦とエイプリルバンドの加藤隆之とその友人、そして電撃ネットワークの南部虎弾。
大笑いで落語会を満喫した後は、恒例になった出演者全員&桂翔丸&ボクの友人たちとの打ち上げへ。皆様お疲れ様でした。ボクも…疲れました。